日本プライマリ・ケア連合学会

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後期研修制度

若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

プログラム 第14回 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

2月9日(土)

(※1)プレセミナーについて
 注1)部屋数の都合により、受け入れ定員数が冬期セミナー定員数より少ないため、先着順とさせていただいております。
    参加をご希望の方は、お早めにお申し込みくださいますようお願い申し上げます。
 注2)当日見学も可能です。(冬期セミナーへ参加登録されていることが条件です)
 注3)事前申し込みいただいた参加者は専門医・認定医更新のための単位が取得可能です。
    見学のみであれば申込フォームお申し込みは不要ですが、単位は取得できませんので、ご注意ください。

2月10日(日)

1日目(2月9日)
プレセミナー1 病院総合医に必読!論文Top5 定員に達しました
洛和会丸太町病院 救急総合診療科  長野 広之
JCHO東京城東病院総合診療科  森川  暢
明石医療センター総合内科  官澤 洋平
昭和大学病院総合診療科  原田  拓
獨協医科大学病院総合診療科  本田 優希
JCHO東京城東病院総合診療科  松本 真一
順天堂大学医学部総合診療科  宮上 泰樹
 総合診療医でも病院の中で病院総合医として働いている医師は多い。病院総合医のカバーする範囲は広く、多くの知識が求められ日々のUpdateも大変である。今回、JPCA若手医師部門病院総合医チームのメンバーが「病院総合医に必読!論文Top5」と題して、様々な分野から明日から使える必読論文を紹介する。
プレセミナー2 みんなで考えよう、若手医師のプラットフォーム~ポスト専攻医世代の戦略会議~
奈義ファミリークリニック  山内 優輔
札幌南徳洲会病院  名越 康晴
菊川市家庭医療センター  松田 真和
喜多方市地域・家庭医療センター ほっと☆きらり  豊田 喜弘
山形県立中央病院  深瀬  龍
西淀病院/大阪家庭医療センター  大谷 紗代
 専門研修を修了した皆さん、これからどのような高みを目指そうと考えていますか?「専攻医などの教育にさらに携わりたい」「好きな分野・苦手分野の臨床力を高めたい」「研究や地域活動にもっと取り組みたい」などあると思います。しかし一方でまだまだ未熟と感じ、高みへ向かっていくには難しいと思っている方も多いのではないでしょうか。
 現在若手医師部門メンバーの有志チームで、上記のような課題をみんなで協力して解決してゆくことができるプラットフォームを構築しています。このプレセミナーではワールドカフェ形式で皆さんの課題やニーズについて話し合い、そこからアイデア出しまで行えたらと思います。皆さんの意見1つ1つが、今後若手が盛り上がるための宝物です!ワクワクするプラットフォーム、一緒に考えませんか!?
 【対象者】家庭医療専門研修を修了、またはそれに準ずる経験を有する卒後10年目までの若手医師(講師で参加されている対象者もぜひ覗いてみてください)
プレセミナー3 Road to "WONCA 京都" -なぜ国際交流か!?- 定員に達しました
津ファミリークリニック/三重大学総合診療ネットワーク   原田  直樹
埼玉医科大学総合診療内科  廣岡  伸隆
横浜保土ヶ谷中央病院総合診療科  八百  壮大
亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科  坂井  雄貴
富山市まちなか診療所  小林  直子
大福診療所  朝倉 健太郎
 海外の医療に目を向けてみませんか?国際委員会と若手医師部門国際交流チームのコラボワークショップです。海外のプライマリ・ケアの経験豊富な外国人医師や留学経験のある医師を講師として招き、日常診療でよく遭遇する問題をテーマに、各国の文化や言語、社会背景の違いと共通点を考慮した診療についてグループ内で話し合います。海外の医療に目を向けてみることで、異文化コミュニケーション力(cultural proficiency)が高まり、幅広い多様性を持った診療を行うことができるようになるはずです。
 2019年5月に京都で開催されるWONCA APR(世界家庭医機構 アジア・太平洋地域学術総会)に向けて、国際的視野を広げるには今がチャンスです。英語が苦手な人も得意な人も、海外交流の経験者も未経験者も大歓迎です。
プレセミナー4 ジェネたま冬の陣 ~初期研修、あと1年どう過ごす!?~
富山大学総合診療部  高瀬 義祥
富山市まちなか診療所  三浦 太郎
麻生飯塚病院  木安 貴大
富山大学総合診療部  高瀬  愛
 初期研修中、総合診療・家庭医療へのモチベーション下がっていませんか?
 「学生時代は熱心に家庭医の勉強してたけど、研修始まったらめっきり機会が減った」「総合診療科にしようか内科にしようか悩んでいる」「研修病院には総合診療医のロールモデルがいない」「専攻は決めたけど、総合診療医につながる初期研修ができているのか、成長できているのか心配」など、総合診療医・家庭医療に興味を持っている方、進路に悩んでいる方のためのプレセミナーです。すでに専攻医として活躍されている先輩の体験談を聞いたり、スモールグループでの対話を行います。医学生・若手医師支援委員会が初期研修医向けに行っている支援企画もご紹介します。同世代から少し上の先輩たちを交えて、日々の悩みを解決し、残りの研修生活の過ごし方を考えてみる機会にしませんか。当セッションは初期研修医を対象にしたセッションです。
プレセミナー5 プレセミナーで乾杯!全国の専攻医つながるプロジェクト
聖路加国際病院  富田  詩織
福井大学総合診療部  新野  保路
筑波大学総合診療部  木村  紀志
手稲家庭医療クリニック  伊藤 圭一郎
 今回の“全国の専攻医つながるプロジェクト” は冬期セミナーの0次会として開催します!
 冬期セミナーは全国から専攻医が集まる年に1回にチャンスです!「他のプログラムではどんなことをしているんだろう」「県外に友達作りたいな」「一人で参加したけど大丈夫かな?」そんな風に思っている専攻医のあなた!ぜひこのプレセミナーにご参加下さい。お互いに気楽に悩みを相談したり、これからの夢を語りあったり、情報共有したり、冬期セミナーを一緒に楽しむ仲間と0次会を行いましょう。皆さんのネットワーク作りのきっかけとなり、安心安全に専攻医生活を送れるようなサポートができればと思っています。すべての専攻医(&来年専攻医になろうとしている人)を対象にしたプレセミナーで、毎年多くの専攻医の方にご参加いただいています。(お酒は出ません)
特別企画 ポートフォリオの作り方・考え方
 ポートフォリオは、総合診療専門医・家庭医療専門医の評価基準の一つであり、また、日々の臨床を振り返り、洞察を深める重要な手段です。しかし、その指導内容・機会は各プログラムや各地域で大きく異なっている現状があり、多くの専攻医や指導医が、日々悩みながら実践されています。そこで、前々回・前回に引き続き、ポートフォリオをテーマとした企画をご用意しました。
 今回は、「ポートフォリオ作成の最初の一歩を踏み出したい」あるいは「踏み出してみたけど不安」という専攻医の方を対象に、指導経験豊富な指導医とのディスカッションを通じて、ポートフォリオの作り方・考え方を学んでいただきます。参加者の皆さんには、ディスカッションにご参加いただき、ポートフォリオ作成のコツと同時に、指導のコツもお持ち帰りいただければと思います。
【発表者】
高根 祐希(東京女子医科大学東医療センター)
根元 加恵(さんむ医療センター 総合診療科)
二川 真子(北陸総合診療コンソーシアム 恵寿プログラム)
【コメンテーター】
藤沼 康樹(医療福祉生協連家庭医療学開発センター)
尾藤 誠司(東京医療センター 総合内科)
川口 篤也(函館稜北病院 総合診療科)
【スタッフ】
井上博人 市立奈良病院 総合診療科
河田祥吾 亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科
鋪野紀好 千葉大学医学部附属病院 総合診療科
田木聡一 北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)/勤医協月寒ファミリークリニック
孫大輔 東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター医学教育学部門

注1)事前に参加を募りますが当日も飛び入り参加大歓迎です。
注2)人数制限は特に設けておりません。
全体講演 コミュニティデザインから考える~総合診療の未来~
studio-L代表  山崎   亮
医療福祉生協連家庭医療学開発センター  藤沼  康樹
医療法人社団悠翔会  佐々木  淳
Community Nurse Company 株式会社(代表取締役)  矢田  明子
千葉大学予防医学センター  長嶺 由衣子
 社会や医療を巡る情勢が目まぐるしく変わる中、私達が提供している総合診療、家庭医療の未来も予想することが難しくなってきています。そこで、今回はコミュニティデザインを専門とされている山崎亮先生をお呼びして、コミュニティデザインから考える総合診療の未来について御講演頂きます。さらに第一部を踏まえ、第二部として様々な形のコミュニティの第一線で活躍されている方々をお呼びし、当日出たテーマに沿って総合診療の未来について皆で考えていければと思い、冬期セミナースタッフでこのような会を企画致しました。

・第一部 16:40-17:40
「山崎亮先生の御講演 コミュニティデザイン*総合診療」

・第二部 17:40-18:40
「様々なコミュニティで活躍されている方々による総合診療の未来を語る会」
 御登壇講師:藤沼康樹 先生、佐々木淳 先生、矢田明子 先生、長嶺由衣子 先生
 当日、Mentimeterにてテーマを募集し、その場で出たテーマについて御討論頂く予定です。
WS1 家族療法家と学ぼう!家族カンファレンスのエッセンス 定員に達しました
聖路加国際病院 心療内科  山田 宇以
亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科  宮本 侑達
聖路加国際病院 総合診療科  富田 詩織
聖路加国際病院 心療内科  市来 陽子
亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科  高島 大樹
亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科  濱田 春樹
横芝光町立東陽病院 内科  村山  愛
聖路加国際病院  西澤 俊紀
 家族療法の専門家と家族カンファレンスの面談技法を学びませんか。
 家族は患者本人の信念や健康行動へ大きな影響を与え、治療においても重要な資源となり、強力なサポーターとなります。家族の情報収集と分析、さらには意見調整はプライマリケア医にとって強力な武器となるでしょう。本ワークショップでは特に家族カウンセリングで使用される面談技法のエッセンスを学び、家族カンファレンスのレベルアップを目指します。
 個人の共感だけでなく複数人を対象とした「双方肩入れ」の方法、家族の中の問題を「外在化」して浮かび上がらせていくのか、その問題に対して臨床家はどのように「援助」していくのでしょうか。家族療法家によるレクチャーとロールプレイを通して体感してみてください。
 本ワークショップを終えた後に参加者の皆様が簡単な家族カウンセリングを意識して家族カンファレンスができるようになるのが目標です。奮ってご参加ください。
WS2 キラリと光るファシリテーションをしてみよう! ~他職種カンファを上手に運営するために~ 定員に達しました
北海道勤医協中央病院 総合診療センター  松浦 武志
北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)  在原 房子
北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)  向坊 賢二
 皆さんは他職種カンファレンスの司会を任されたことはありませんか? 医療チームのリーダーとしてカンファレンスを上手に運営し、チームの方向性を導き出す大切な役割です。意気込んで臨んではみたものの、カンファレンスがシ~ンとなってしまったり、気づけば自分だけがしゃべっていたり、といった経験はないですか?
 カンファレンスを上手に運営するためにはファシリテーションスキルが必要です。ファシリテーションは上手な司会とはちょっと違います。メンバーの意見をうまく「引き出して」→「合意を導き出し」→「チームを動かす」ための方法論です。世には数多くのファシリテーションについての実用書がありますが、なかなか理論と実践が結びつかないのではないでしょうか? このワークショップでは、理論よりもロールプレイなどを行いながら、実践で使えるコツや方法論をお伝えしたいと思います。明日からキラリと光るカンファレンスを運営してみませんか?
WS3 定期外来を圧倒的スマートに行う方法 定員に達しました
三重大学医学部附属病院総合診療科  森   洋平
三重大学総合診療専門研修プログラム  山田 さくら
三重県立一志病院  行俊  浩平
津ファミリークリニック  原田  直樹
三重大学医学部附属病院総合診療科  北村   大
 突然訪れた一人ぼっちの外来。
 「いつもみたいに指導医に頼っていられない。円滑に外来を回さないと!」
 そんな意気込みとは裏腹にいつも以上に躓き続け、極めつけにはどうしたって見過ごすこと出来へんやん的な相談を切り出されてしまい、
 「もう、どうしたらいいの!!」
 皆さんにも、似たような経験はありませんか?
 いかなることにも基本があり、このような失敗はいきなり応用編で挑もうとしたことが原因です。
 定期外来(継続外来)には、家庭医療のエッセンスが濃縮梱包されており、定期外来を圧倒的スマートに行うことは家庭医にとって必要不可欠です。
 本WSでは、定期外来の構造と構成要素、抑えるべきポイントや、誰もが一度は遭遇する「定期外来トラブルシミュレーション(別名「定期外来あるある」)をクイズやグループディスカッションを通して学んでもらい、翌日から見違えるような外来(!?)が行えるように用意しました。参加をお待ちしております!
WS4 「あなたはどうする?“リハビリ”が必要そうな外来患者」 定員に達しました
筑波大学 総合診療グループ  高橋  聡子
筑波大学 総合診療グループ  後藤  亮平
筑波大学 総合診療グループ  川田  尚吾
筑波大学 総合診療グループ  大澤   亮
筑波大学 総合診療グループ  一ノ瀬 大地
筑波大学 総合診療グループ  高橋  弘樹
筑波大学 総合診療グループ  宮崎  賢治
 高齢者は呼吸機能・嚥下機能・筋骨格系等、多くの問題を抱えており、私たちは外来診療中にリハビリの指導を行うことが多いと思います。外来診療を始めて間もない初学者の皆様、「自分の指導内容はこれで良いのか?」また「他の医師は普段どのように指導しているのか?」等と思ったことはありませんか。実際、患者への指導内容は各医師に委ねられており、知識を確認したり共有したりする機会は限られています。
 今回のセッションでは、「呼吸機能」「嚥下機能」「筋骨格系」といった高齢患者に多く見られる問題に着目し、参加者自身が行っている指導を実践し振り返り、レクチャーを受けながら学びを深めていきます。そして、セッションを通して、明日からの診療ですぐ使える一手を身につけてもらうことを目指しています。外来診療を初めて間もない方、指導にもう少し自信をつけたい方、ぜひ一緒に学びませんか?
 みなさんの参加を心よりお待ちしています。
WS5 POCUS(Point of care ultrasound)を用いたベッドサイドでのショックアセスメント
東京ベイ・浦安市川医療センター総合内科・消化器内科  山田  徹
飯塚病院総合診療科  吉野 俊平
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院救急救命センター  北野 夕佳
順天堂大学総合診療科  高橋 宏瑞
 POCUS(Point of care ultrasound)の定義は、ベッドサイドで担当医が自ら行うエコー検査のことである。本邦では医師が自分でエコーを行う機会は多く、この定義だけ聞いてもあまり目新しい印象は持たれないかもしれない。POCUS(Point of care ultrasound)の要は”限定された検査項目”を”標準化された判断基準”で担当医自らが行う点である。この2点があることで、POCUS(Point of care ultrasound)は専門職の行う精査のエコー検査をジェネラリストが習得すべき必須項目に変えることができた。今回はFOCUS(Focused cardiac ultrasound)、肺エコー、腹部エコー、下肢血管エコーなどを組み合わせた、ベッドサイドでのショックアセスメントのやり方についてご紹介する。
WS6 健康の社会的決定要因(SDH)と社会的処方
石巻市立病院開成仮診療所・石巻市包括ケアセンター  長 純一
 昨年当学会は、上記の行動指針を宣言した。
 健康格差に対する学会の行動指針
 健康格差に対して、日本プライマリ・ケア連合学会は次のように行動します。
  1. あらゆる人びとが健やかな生活を送れるように社会的な要因への働きかけを行い、健康格差の解消に取り組みます。
  2. 社会的要因により健康を脅かされている個人、集団、地域を認識し、それぞれのニーズに応える活動を支援します。
  3. 社会的要因に配慮できるプライマリ・ケア従事者を養成し、実践を通して互いに学び合う環境を整えます。
  4. 健康格差を生じる要因を明らかにし効果的なアプローチを見出す研究を推進します。
  5. あらゆる人びとが、それぞれに必要なケアを得られる権利を擁護するためのアドボカシー活動を進めます。
  6. 上記 1-5 を達成するために、患者・家族および関係者や関係機関(専門職、医療や福祉の専門機関、地域住民、支援ネットワーク、NPO、行政、政策立案者など) とパートナーシップを構築します。
 以上に関わるWSを行います。
WS7 明日からできる!「医療×地域づくり」パラダイムシフト ~日本式・健康格差対策への挑戦~ 定員に達しました
亀田ファミリークリニック館山  年森 慎一
小杉湯三代目  平松 佑介
東京大学大学院医学系研究科 医学教育国際研究センター 医学教育学部門  孫  大輔
東京大学大学院医学系研究科 医学教育国際研究センター 医学教育学部門  密山 要用
公立豊岡病院  守本 陽一
宇都宮協立診療所(看護師)  中平 絵里
ホウカンTOKYOビジネスサービス(コミュニティナース)  小原 恵美
 昨今、個人・社会のwell being獲得のために、健康の社会的決定要因(Social Determinants of Health; SDH)へのアプローチや、そのための手段として社会的処方(Social Prescription)などの魅力的な取り組みも認知されるようになってきました。しかし、臨床・研修に追われる日々で、「実際どうやったらいいのだろう」「そもそも本当に医者・医療がすることなのか」と感じられている方もいるのではないでしょうか?
 本ワークショップでは「医療と地域づくり」の関係を問い直し、その本質・可能性を探っていきます。またその重要性に気づき、医療者・非医療者の立場ですでにアクションを起こしている方々の経験を聴く場を設けました。今回は「銭湯」通して地域のwell beingを意識した取り組みされている平松さんに参加いただけることにまりました。そして、「医療と地域づくり」に関心を持つ仲間が繋がる、始まりの場となることを期待しています。
 「人生を診る」家庭医・総合診療医だからこそ、地域に伝えられることがある。「日本式・健康格差対策への挑戦」、新しい可能性を探しに来ませんか?
WS8 北野夕佳の5分間ティーチングワークショップ
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター  北野 夕佳
聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 救命救急センター  堤   健
 全国各地で行っている北野夕佳の「5分間ティーチングワークショップ」が家庭医療学会の冬期セミナーに帰ってきました!新たな内容を追加して、パワーアップしています。
 皆さんはこれまで数多くの論文や教科書などで大量の良質なinputを得ていると思います。しかし、実際たくさんの情報をinputしたはずなのに、自分の臨床にあまり大きな変化をもたらしていないな、と感じることがあるのではないでしょうか。それは、自分のinputした情報が、実臨床で使える形で「型」として定着していないことが原因です。
 今回のセミナーの目的は、5分間ティーチングというoutputを通して、こうした大量の良質なinputを「簡潔で実用的な一般論」=「型」とするpracticeを身につけてもらい、その威力を実感してもらうことです。この型を作りアウトプットし、施設で共有する習慣こそが、日米の臨床研修の大きな違いであり、北野の考える米国臨床研修の真髄です。是非、今回はそれを身につけて帰って頂きたいと思います。
WS9 高齢者を診る身体所見のエッセンス
市立福知山市民病院 総合内科  川島    篤志
市立福知山市民病院 総合内科  北村    友一
市立福知山市民病院 総合内科  花本(中西)明子
市立福知山市民病院 総合内科  長谷部   仁美
市立福知山市民病院 大江分院  和田    幹生
 身体所見の重要性は理解していても、何を診たらいいのかわからない、教えてくれる人がいない、と嘆いている方はいませんか?おそらく医師だけでなく、検査を選択する権限のない他の医療職の方も思っているかもしれません。
 以前より、どんな時にどんな身体所見を取ることによって、診断や重症度判定の検査前確率をあげれるのか、ということを意識した「身体所見の小テスト」というWSを開催してきています。が、今回は複数疾患に罹患している高齢者を診るにあたって、「これだけは診れるように!」とポイントを絞ったWSを行います。簡単で現場に直結する所見を、みんなで楽しく理解してもらいます。医学生や初期研修医や多職種向けを意識していますが、指導医層にとっても、身体所見の伝道師となっていただく機会になると思いますので、お気軽に参加下さい。
 このセッション、2019年春のWONCAで類似の教育セッションを開催予定ですが、その早だし版です!乞うご期待!
WS10 EBMで臨床推論の最短アプローチをマスターしよう!
東京北医療センター 総合診療科  南郷 栄秀
東京北医療センター 総合診療科  岡田  悟
 正しい診断に至るための診断推論は、いまホットな話題です。特に、ゲートキーパーの役割を担う総合診療医、家庭医にとって、医療の最前線で具合の悪い患者を最初に診て診断にアプローチするという行為は、とても重要です。本セッションでは、感度・特異度、尤度比といったEBM診断のおなじみの指標を理解して、それを単に机上の数字あそびではなく、実際の現場で活用できるようにします。特に、感度・特異度、尤度比以上に重要な事前割合の考え方を理解しましょう。具体的には一通りのEBM診断のポイントを解説するレクチャーのあと、グループディスカッションを通じて診断アルゴリズムを作ることを通じて、事前割合と尤度比の考え方を体得してもらいます。既存の診断推論は、能力の高い医師が職人技でエイッと鮮やかに診断して受講生を感動させるものが多いと思いますが、本セッションでは、もっと泥臭く、誰にでも診断できるようなアプローチ法を、EBMを利用することを通じて披露します。2015年の冬期セミナーで採用していただき、大変好評をいただきました。
WS11 死をまだ意識していない人と、死に関する話題に ついて話してみませんか? ~模擬患者さんと共に~
東京大学医学系研究科医学教育国際研究センター  大西 弘高
聖マリアンナ医科大学総合診療内科  土田 知也
あいクリニック中沢  亀谷  学
 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)は、将来の意思決定能力の低下に備えて、今後の治療・療養について患者・家族とあらかじめ話し合うプロセスです。死をまだ意識していない患者/住民が、人生の終わりにどのようなケアを受けるかを考えることで、より人生の意味を考えるようになる役割があります。しかし、「DNARを中心としたアドバンス・ディレクティブ(AD)」という狭い考え方に縛られると、無益な治療を差し控えたいという医療側の関心がクローズアップされた堅苦しいやり取りになってしまうでしょう。
 このワークショップの目的は、患者/住民や家族がよりよい人生とは何かを考えるためのきっかけとなるようなポジティブで明るいACPのやり取りとはどういうものかを議論し、実際に模擬患者さんとの面接を通じて体験してもらうことです。この体験を通じて、死に関する話題に関して前向きに話せるようになっていただければ幸いです。
WS12  内科医のための心の診かた(PIPC)実践編
医療法人社団奏愛会 信愛クリニック  井出 広幸
ロコクリニック  瀬田 宏哉
 プライマリケアの現場で遭遇する愁訴の多くは、心療アプローチにより解決します。
 心療スキルを身に着けたあなたは、臨床医としての問題解決力が飛躍的に向上するだけでなく、日常の業務ストレスが減り、仕事の喜びと誇りが増えたことに気付くはずです。
 そんな総合診療医のための心療の診かたを90分でコンパクトに伝えます。
 どうすれば症状の背景に心の問題があることに気付けるのか?
  • 無駄に話を聴かない技術とは?
  • 一瞬にして問題の核心に切り込む方法とは?
  • 的確に判断(診断)して適切に精神科処方を使いこなすには?
  • 不定愁訴や説明のつかない症状と心の問題のつながりとは?
 徹底的に実戦的なPsychiatry In Primary Careのセミナーは10年前から好評を博してきましたが、今回は内容を大きく進化させて提供します。PIPCセミナーを受けたことがあるかたも、ご参加することにより多くを得られるであろうことを確信しております。
WS13 家庭医必須の飯塚発「全方位型緩和ケアキャノン」
飯塚病院 緩和ケア科  柏木 秀行
飯塚病院 緩和ケア科  大森 崇史
飯塚病院 緩和ケア科  岡村 知直
 緩和ケアと聞くと癌(がん)をイメージすると思います。しかし、もうそんなことを言っているあなたは、過去の人です。老害です。来世に期待したほうが良いかもしれません。
 でも、そんなあなたに、カンダタの糸となるべく考えたのが当セッション。
 現世で頑張りたい人は参加してください。
 セッションでは非がんケースを中心に、家庭医に必要な緩和ケアのスキルを明日から役立つ虎の巻として共有します。飯塚病院緩和ケア科発、他では入手困難なスキル多数。実は緩和ケア以外にも活用可能な、全方位型緩和ケアスキルをバシバシ打ち込みます。非がんの緩和ケアについて、しっかり学んでみたい人を募集します。
WS14 ERで出来るヘルスメンテナンス ~総合診療医として一つ上のER診療を目指して~
亀田総合病院 救命救急科  日下  伸明
安房地域医療センター総合診療科  安藤  崇之
安房地域医療センター総合診療科  伊豆倉  遥
安房地域医療センター総合診療科  常石  大輝
安房地域医療センター総合診療科  高岡  沙知
安房地域医療センター総合診療科  山田 美登里
亀田ファミリークリニック館山  久保田  希
亀田ファミリークリニック館山  金久保 祐介
湘南鎌倉総合病院ER  山田  拓也
筑波大学大学院人間総合科学研究科 ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学分野  遠見 早希子
 ERは救急医や内科・外科医こその強みが取り上げられがちですが、家庭医・総合診療医こその強みもあります。大きな強みの一つとして多くの患者が受診するERにおいて入院・帰宅の際にヘルスメンテナンスの指摘が出来ることが貴重な健康増進の機会になります。但し、ERのような限られた時間の中では瞬時に患者さんにあったアドバイスをする必要があります。風邪を引いた乳児、喘息発作で受診した女子高生、健康診断受診歴のない壮年男性、肺炎の診断を受けた高齢女性など、こういった方へのヘルスメンテナンスを瞬時に思いつき、アドバイス出来る能力は必ずや一般外来でも役立ちます。当セッションはERを疑似体験してもらい、エビデンスのあるヘルスメンテナンスのアプローチがいかに出来るかを経験してもらいます。ヘルスメンテナンスの総復習にもなるセッションですので、是非家庭医・総合診療医として1つ上のER診療ができることを目指して参加してください!
WS15 総合診療医と精神科医の協奏曲 4D ~病棟で困る高齢者の精神症状への対応 編~ 定員に達しました
大阪家庭医療センター/ファミリークリニックあい  花房 徹郎
医療法人北斗会さわ病院 精神科  緑川 大介
大阪家庭医療センター/たいしょう生協診療所  鈴木 昇平
大阪家庭医療センター/西淀病院  野口  愛
大阪家庭医療センター/西淀病院  鈴木  新
 入院中の患者さんの認知症、せん妄や精神疾患などによる暴言暴力、介護抵抗、徘徊など対応に困っていませんか?
 人口の急激な高齢化が進む中、医療機関に関わる高齢者の割合は増加しており、高齢者診療、ケアに習熟することは総合診療医にとって避けられない課題です。高齢者診療の質の向上のため、当院では他病院精神科医師や認知症認定看護師と連携して、院内の内科疾患にせん妄や精神症状が加わり、診断ケアの方法の困る症例の回診「高齢者ラウンド」を毎月定期的に行っています。
 本WSでは、「高齢者ラウンド」を通して培ったノウハウを結集し、病棟で困る高齢者の様々な精神症状への対応やケアの質を上げる取り組みについて皆様と一緒に考えていきたいと思います。
2日目(2月10日)
WS16 西伊豆レントゲン道場~明日から使えるちょっとした読影ポイントを伝授します~ 定員に達しました
西伊豆健育会病院  仲田  和正
西伊豆健育会病院  吉田  英人
西伊豆健育会病院  林   耕次
西伊豆健育会病院  亀井 悠一郎
西伊豆健育会病院  高木   保
西伊豆健育会病院  矢島 つかさ
西伊豆健育会病院  坂本   壮
こさか家庭医療クリニック  野々上  智
 西伊豆健育会病院で行われているDr仲田のレントゲン道場の一部をご披露します。患者さんの『先生ここが痛いんですけど・・』という訴えで撮影したレントゲンに実は所見があるのを見逃していたかもしれません。読影のポイントを知って、疑っていれば自ずと異常なところが見えてくることがあります。家庭医の先生方に知っておいてほしいレントゲン読影ポイント(整形外科を中心に)を伝授します。さぁ、皆さん『怒涛の反復』で一緒に学び合いをしましょう。また今回は番外編として、昨年の脱臼WSの事後アンケートで希望の多かった「骨折・捻挫に対しての固定のポイント」も取り上げる予定です。
WS17 リハビリテーション科医とプライマリ・ケア医コラボ企画 症例から学ぶ嚥下入門 定員に達しました
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室  須田  万豊
亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科  相田 万実子
尼崎医療生協病院  井村  春樹
東京大学医学部附属病院 リハビリテーション科  大野  洋平
関西家庭医療学センター / 金井病院 総合診療科  成瀬   瞳
東海大学医学部 リハビリテーション医学教室  原嶋   渉
藤田保健衛生大学病院 リハビリテーション科  松浦  広昂
聖隷袋井市民病院 リハビリテーション科  望月   亮
東京城東病院 総合診療科  森川   暢
 『嚥下』。医学部で習ってない!医師になってからも習ったことがない!それでもひっきりなしに現れる嚥下障害の患者たち...STに丸投げしていていいのかな??また肺炎になってしまったけど、もう胃瘻しかないのかな??
 あの日あの時どうすれば良いのか分からなかった『あるある誤嚥性肺炎症例』を、嚥下のスペシャリスト、リハビリテーション科医と一緒にグループワークで掘り下げていきます。触診・聴診・飲み込みテスト...結局何を組み合わせてどう考えればいいのか!?画像検査のパワー!?嚥下内視鏡の特徴と使い方は!?導入のハードルが高いと思われがちな嚥下造影だが意外と簡単にできる...!?実際にST処方はどうするの!?などなど、溢れ出るDrの疑問に座学も交えてお答えするワンダフル90分。悩める皆様のご参加をお待ちしております!
WS18 エビデンスで迫る!在宅終末期ケア 定員に達しました
武蔵国分寺公園クリニック  五十嵐 博
武蔵国分寺公園クリニック  福士 元春
武蔵国分寺公園クリニック  片山 淳仁
武蔵国分寺公園クリニック  安原 大樹
東京都立多摩総合医療センター  保浦 修裕
東京都立多摩総合医療センター  岩浪  悟
東京都立多摩総合医療センター  米倉 宏昭
武蔵国分寺公園クリニック  名郷 直樹
 みなさんは、終末期の在宅患者さんをどのように診療していますか?
 「点滴はしたほうがよいですか?」「酸素は吸ったほうがよいですか?」「あとどれくらいで亡くなりますか?」「息切れによい方法はありますか?」「せん妄状態はどうすればよいですか?」
 このセッションでは、そんな在宅終末期ケアの様々な疑問を、エビデンスを切り口に、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。在宅終末期ケアを始めたばかりの方、在宅終末期ケアをもう一歩深めたい方、また、病院で終末期ケアに関わっている方、ぜひご参加ください。
WS19 あなたは大丈夫?明日からの外来に自信がつく 東京ベイ流CKD診療ワークショップ 定員に達しました
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  坂井  正弘
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  遠藤  慶太
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  北村  浩一
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  吉野 かえで
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  林野   翔
東京ベイ・浦安市川医療センター腎臓・内分泌・糖尿病内科  鈴木  利彦
■概要
 慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease;CKD)は現在成人の8人に1人が抱える非常にコモンな疾患です。2018年に改訂された診療ガイドラインでも、治療の中心は非専門医であるかかりつけの医師であるとされています。
 しかし外来で管理を行う上で「貧血管理やエリスロポエチン製剤の適応」「骨代謝の管理」「腎臓内科紹介のタイミング」など検討すべき項目も多く、手を焼いていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。腎予後や生命予後の改善のためには「悪くなる前からの管理」がとても重要です。本ワークショップではレクチャーと症例を通じてCKD管理における「型」の修得を目指します。翌日から使える実践的な内容にしたいと考えておりますので、是非お気軽にご参加ください。
■当日の流れ
 ①レクチャー CKD患者の管理 〜最新のエビデンスを元に〜
 ②グループワーク CKD管理における「型」の実践
 ③質疑応答
WS20 ネット依存・ゲーム障害の診断と治療 
久里浜医療センター 院長  樋口 進
 私どもは、日本で最初のネット依存専門外来を2011年に開いた。訪れる患者の約70%は未成年者である。全体の90%以上は主にオンライゲームに依存している。最近、特にスマホゲームの割合が急速に増えている。ネット依存・ゲーム障害の健康・社会生活などへの影響は大きく、遅刻、欠席、成績低下、親への暴言・暴力、昼夜逆転、引きこもりなどが多くの者に見られる。合併精神障害を有する患者も一定の割合で認められ、注意欠如多動性障害などの合併頻度が高い。世界的に、ネット依存・ゲーム障害の治療は緒に就いたばかりで、医学的エビデンスも非常に少ない。わが国でも専門的治療を行っている医療機関は極めて限られている。当センターでは、外来治療、外来カウンセリング、NIPと呼ばれるデイケア、入院治療、家族会・ワークショップ、治療キャンプなどを行ってきている。当日は、ネット依存・ゲーム障害の、疫学、診断、症状、治療の現状を共有させていただく。
WS21 はじめての臨床研究(希望者のみ事後フォローあり)
兵庫県立尼崎総合医療センター呼吸器内科  片岡    裕貴
天川村国民健康保険直営診療所  池上    雄亮
東京北医療センター  加藤   さやか
三重大学大学院医学系研究科家庭医療学分野 地域医療学講座 大学院生  加藤    大祐
浜松医科大学 地域家庭医療学講座  金子     惇
青森県立中央病院総合診療部  相馬    俊介
東京城東病院総合診療科  松本    真一
市立福知山市民病院総合内科  花本(中西)明子
 総合診療専門医研修において研究ポートフォリオ作成は必須ですが、知識、時間等の困難があり、適切な研究の実施が難しいのが現状です。
 今年度も引き続き、研究をやったことのない方を対象として、次年度の冬期セミナーで研究成果を発表していただくことを目的としたワークショップを行います。参加者には簡単なメンタリングを含めた一年間のフォローアップをさせていただきます。
・対象(以下の全てを満たす)
 臨床研究の発表を行ったことがない医師/一年後に計画書または結果の発表を行う意志がある/週に1時間程度、研究に時間を割くことができる
 ※事前課題があります(所要時間60分程度):
 https://goo.gl/UBAQXX
WS22 Positive BATHE法を学ぼう!! ~ストレスを抱える患者さんの外来診療のコミュニケーション改善~ 定員に達しました
ふくちやま協立診療所 京都家庭医療学センター(KCFM)  寺本 敬一
 ストレスを抱える患者さんの診察では、家庭医として、しっかり傾聴、共感、支持的対応を行うと、どうしても長くなり、他の患者さんの待ち時間も長くなってしまいませんか。しかも、その患者さんのストレスは容易に解消せず、次回以降の外来でも同じ話の繰り返しになることもよくあります。医師としても、時間が長引く割には、よくならないので、ストレスを感じてしまうことはありませんか。こんな心が沈みがちな外来診療は、これまでの「患者中心の医療」、「BATHE法」だけでは、対応が困難だったかもしれません。”Positive BATHE法”(Martian R Stuart etal 2015)を学び、ストレスを抱える患者さんの外来診療を、治療的対話で、患者中心に、前向きに、患者さんのアウトカムを改善して、医療者も明るくなりましょう。当日は、講義に加えロールプレイでその効果を体験してください。
WS23 ケースから学ぶ一歩進んだワクチン・プラクティス2019 定員に達しました
尼崎医療生協病院  井村  春樹
洛和会音羽病院小児科  岡本   茂
長崎大学病院 感染制御教育センター  河野   圭
三重大学名張地域医療学講座/名張市立病院総合診療科  谷崎 隆太郎
JCHO東京城東病院 総合内科  松本  真一
近畿大学医学部附属病院  吉長  正紘
札幌南徳洲会病院 緩和ケア内科  名越  康晴
 ワクチンは人類の共有財産であると共に、地域の住民の健康を支える重要なツールです。日本ではここ10年余りでワクチンを取り巻く情勢は大きく変わってきています。接種可能なワクチンの開発がすすみ、定期接種、任意接種ともにワクチンの数も増加し、スケジュールはより複雑になりました。接種ができなかった時のキャッチアップのスケジュール作成も複雑になっています。プライマリ・ケアの外来では海外への留学や転勤の相談を、高齢者から肺炎球菌や帯状疱疹のワクチンについて相談を受ける機会も増えています。成人の「麻疹」や「風疹」に対する質問に対して返答に困ることもあるかもしれません。プライマリ・ケアのセッティングで症例をベースとした少しアドバンスな症例でグループワークを通して学習できるワークショップをさらにパワーアップさせました。このワークショップを通じて明日からのワクチン・プラクティスに使える知識を増やしてみませんか。
WS24 BPSモデルをさらに学術的に深めよう! -Structural competencyに基づいた臨床現場のケア 基礎編- 定員に達しました
関西家庭医療学センター/北海道家庭医療学センター浅井東診療所  宮地 純一郎
関西家庭医療学センター/北海道家庭医療学センター浅井東診療所  松井  善典
同志社大学社会学部社会福祉学科 准教授  野村  祐美
関西家庭医療学センター 医療法人社団淀さんせん会 金井病院  松島  和樹
 普段、社会背景を捉えるためにどんなふうに”思考”し"診断"されていますか?日常診療で患者背景を踏まえたケアは大切と言われながら、その社会背景をどうやって医学と織り交ぜて診るか?についての学習機会は、まだまだ家庭医・総合診療医に不足しています。専門医としてのアセスメントや(BPSなどの)専攻医のポートフォリオ記載においても、社会背景の捉え方や記述には悩む方も多いのではないでしょうか?
 本ワークショップでは、2014年に医療人類学・医療社会学をはじめとした社会科学および経済学・medical humanityにおいて集積された研究を踏まえて北米で提唱され、卒前や精神科領域の教育に取り入れられている”Structural competency”という枠組みを用いて、日常診療の中で社会的問題に切り込むために我々が学ぶべきことを考えていきます。当日は、提唱者が示している、臨床家が日常の患者の診療において社会構造の問題点を分析・対処するための能力の5つの特徴を紹介しつつ、医療人類学を学んできた講師および理論に詳しい家庭医のガイドのもとで、その能力が実際の事例の分析にどのように適用しうるかを考えるワークを行いながら、日本の文脈における適用について議論を重ねる予定です。
WS25 医師が知っておくべき本当の経営!入門編 ~将来の準備に向けて必要な考え方を学びます~
医療法人社団元気会横浜病院  北島 明佳
医療法人社団元気会横浜病院  中村 大輔
 皆さんは経営についてこれまでに学んだことはありますか?
 病院の約70%が赤字と言われて久しく、地域包括ケアシステムの構築や働き方改革など医療業界は激動の時代です。よい医療を提供していても、経営がきちんとできていなければ生き残っていくことはできません。しかし、医師は学生時代を通じて経営について十分に学んでいるという人はごくわずかと言えるでしょう。
 よい医療を行うためには、よい経営は必須です。しかしながら経営はお金を稼ぐことではありません。このWSでは28歳から12年間、病院経営と臨床を行っている元気会横浜病院理事長により、本当の経営とは何か、医療者が知っておくべき基本的なポイントを学びます。元気会横浜病院は質の高い経営を行っている医療機関を表彰する日本版医療MB賞クオリティクラスの最高賞(Sクラス認証)を2016年に受賞しています。将来、診療所を経営したいと考えている人はもちろんですが、勤務医として活躍している人もぜひご参加ください。
WS26 家庭医が診るプライマリ整形OSCE basic 定員に達しました
岡山家庭医療センター  賀來  敦
岡山家庭医療センター  松下  明
岡山家庭医療センター  曽我 圭司
岡山家庭医療センター  江口 智子
岡山家庭医療センター  丸山 淳也
岡山家庭医療センター  山内 優輔
三次市作木診療所  佐古 篤謙
徳島大学病院総合診療部  大倉 佳宏
島根大学総合医療学講座  木島 庸貴
大和クリニック/筑波大学地域医療教育学  中山  元
 肩や膝の診察に困っていませんか?「肩の痛みの鑑別診断は?」「膝の身体所見はどうやってとればいいのだろう?」そんな皆さんの疑問にお答えします!
 このワークショップでは岡山家庭医療センターで毎年行っている専攻医を対象にした整形OSCEを、皆さんに体験していただきます。今年も肩と膝の2領域に絞ってじっくり学んでいただきたいと考えています。肩と膝の痛みに関してよく遭遇する疾患をテーマに実際に診察し、診察手技と疾患のマネジメントについて学びます。
 「これならできる!」とみなさんが自信を持って整形外科領域の診療に取り組めることを目指します。明日からの外来診療で役立つ整形の診察を一緒に学びましょう!対象は若い先生・研修医向けです。
特別企画 「私は総合診療医です」~私のやりがい、伝えます~
 2018年度、新専門医制度が始まり、総合診療が19番目の専門領域となりました。しかし、総合診療はどれだけ認知されているのでしょうか?そこで、本企画では、総合診療医として活躍する若手医師にご登壇いただき、「総合診療医はこんなところがすごい!」「総合診療医は地域、社会にこんなことができる!」と総合診療の魅力を発信するプレゼンをしていただきます。
 参加者の皆様には、最優秀プレゼンの投票だけでなく、一緒に想いを共有して、熱く語り合っていただきたくお時間をご用意いたします。10年先、20年先に総合診療が根付く火を目指し、この過渡期を乗り越えるための起爆剤となるイベントにしたいと思います!
【プレゼンター】
第1部:病院編
①天野 雅之 先生(南奈良総合医療センター総合内科)
②山里 一志 先生(南砺市民病院 総合診療科 専攻医)
③原田 拓 先生(昭和大学病院 総合診療科)
第2部:診療所編
④玉野井 徹彦 先生(山口大学総合診療部 生協小野田診療所)
⑤平山 恭平 先生(沖縄県立北部病院付属伊是名診療所)
⑥豊田 喜弘 先生(喜多方市地域・家庭医療センター ほっと☆きらり)
【スタッフ】
田木聡一 北海道勤医協 総合診療・家庭医療・医学教育センター(GPMEC)/勤医協月寒ファミリークリニック
鋪野紀好 千葉大学医学部附属病院 総合診療科
井上博人 市立奈良病院 総合診療科
河田祥吾 亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科
孫大輔 東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター医学教育学部門

注1)事前に参加を募りますが当日も飛び入り参加大歓迎です。
注2)人数制限は特に設けておりません。
専攻医部会・若手医師部門合同 専攻医・若手医師のためのランチコン
 全国の若手家庭医・総合診療医が集まる冬期セミナー、ワークショップだけ受けてすぐ帰宅、というのはもったいないと思いませんか?せっかくの機会ですし、同世代の知り合いをもっと増やしませんか?
今回、閉会式の後に専攻医部会・若手医師部門合同でランチコンを開催します!東大から場所を移して、美味しいランチを食べながら、交流を深めましょう。引っ込み思案の方でも大丈夫!私達がファシリテートします。
 仲間とつながりたい気持ちと空っぽの胃袋を準備して奮ってご参加ください!

*専攻医部会と若手医師部門からの活動報告も一緒にさせていただきます。活動に参加したい、意見・要望を伝えたい、という方もご参加ください!
*食事代は現地で徴収させていただきます。2,000円〜4,000円程度におさまるように会場を探す予定です。
*本イベントは、恋活・婚活は主目的とした企画ではありません。予めご了承ください。