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セミナー

若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

プログラム 第8回 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

3月2日(土)

3月3日(日)
8:45~
10:15
WS17
認知症

定員に達しました
WS18
ポートフォリオ

定員に達しました
WS19
循環器

定員に達しました
WS20
病診連携
WS21
介護保険
WS22
子どものみかた

定員に達しました
WS23
臨床診断学

定員に達しました
WS24
キャリア
11:00~
12:30
シンポジウム
若手ジェネラリストと語る!~プライマリ・ケアの未来~
12:30~
13:30
日本プライマリ・ケア連合学会若手医師部会総会(※)
13:30~
16:30
指導医養成講習会(※)
入門編:最低限必要な家庭医療の方法論、教育・指導技法、ポートフォリオ指導
(※)若手医師部会総会、および指導医養成講習会は、冬期セミナー閉会後に同じ会場内で行われます。
   若手医師部会総会は、お申し込みの必要はありません。
   指導医養成講習会の受講をご希望の方は別途お申し込み下さい。詳細はこちら
1日目(3月2日)
全体講演 学会を取り囲む状況とこれから、そして、専門医制度について
日本プライマリ・ケア連合学会 理事長 丸山  泉
日本プライマリ・ケア連合学会 副理事長 前野 哲博
 一部 日本プライマリ・ケア連合学会理事長 丸山  泉
 日本の各地で、真摯に、静かに、職業的使命感をもちながら日々の仕事に従事している多くの医療職がいる。しかしながら、日本の医療の未来は、このままで明るいのであろうか。遅きではあるが、呼応してのドラスティックな制度変化に問題は無いのだろうか。日本の医療を取り囲むいくつかのデータをもとに、いかに、切迫した状況にあり、どこに問題があるのか、その中で、本学会が果たすべき役割と会員への期待をお話しする。
 二部 日本プライマリ・ケア連合学会副理事長 前野 哲博
 総合診療のキャリアが社会の中で今後どのように位置づけられていくのか、専門医制度の観点から論じる。まず、我が国における専門医制度の方向性について紹介し、その中で現在検討されている総合診療医の位置づけ、プログラム、ロードマップ等について述べる。次に、このドラスティックな動きが医学教育や地域医療など多方面に与えるであろうインパクトと、本学会として取るべき対応について述べる。
WS1 Difficult Patientとは? ~困った患者さんとどう向き合うか~ 
京都家庭医療学センター 京都民医連第二中央病院 宮川 卓也
京都家庭医療学センター 京都協立病院 高木 幸夫
京都家庭医療学センター 都協立病院 玉木 千里
京都家庭医療学センター たんご協立診療所 寺本 敬一
 みなさんが日常の中で患者さんと接していて、イライラしたり嫌になったりすることが時としてあるのではないでしょうか。医療は感情労働であり、医療者は日々肉体的だけでなく感情的にもストレスを感じながら働いています。では患者さんと接するとき、みなさんがストレスを感じる要因(factor)はいったいなんでしょうか?
 じつはその要因は患者さんだけでなく、周囲の状況、そしてみなさん医療者自身にも潜んでいるのです。このWSでは、日本ではあまり知られていない『Difficult Patient』という概念を学び、ストレスを感じる患者さんへの対処法と、そして皆さん自身の心理に対する対処法を学んでほしいと思います。グループに分かれてみなさんが経験した「困った患者さん」を提示していただき、そこにどんな要因があるかを分析していきます。日頃の診療にストレスを感じている先生方の一助になればと思います。
WS2 総合診療医が求められる泌尿器疾患へのアプローチ
    ~マイナー領域だと思って、泌尿器疾患を敬遠してきた貴方へ~
東海大医学部付属八王子病院 泌尿器科講師 小路 直
 泌尿器科専門医のもとには、“総合診療医”あるいは“かかりつけ医”から、多くの患者さんが紹介されます。そこから認識するのは、高齢化社会に突入した日本の医療における泌尿器疾患の知識の重要性です。本セミナーの主な対象である前期研修医および総合診療医を志す後期研修医の先生方も、日常診療において、泌尿器疾患を診療する機会があると思います。本ワークショップの目的は、泌尿器科を専門としない総合診療医が、プライマリケアとして、泌尿器疾患の診療を適切に行い、必要に応じて、泌尿器科医に紹介するための知識を持っていただくことです。今回は、1. 排尿障害、2.尿路結石症、および 3.カテーテルトラブルについて、それぞれの疾患の病態、総合診療医が求められる対応、そして、泌尿器科医への紹介の必要性とタイミングについて、要点をまとめて、わかりやすく解説します。
WS3 夜の病棟大作戦!
みよし市民病院 木村 勝智
 受け持ちの患者さんが夜間せん妄になって夜中に電話でたたき起こされ、翌朝のナース・ステーションでは看護師からの射るような視線で迎えられる。
「先生!○○さん、何とかして下さいっ!!」
「何とかしてくれって、何とかできるならやってるよ......」
 こんなトホホなエピソード、誰しもが経験あると思います。
 いったん怪獣の如き存在と化してしまった患者を落ち着かせるには大変な努力が必要です。
 私は小規模病院の内科医として、50歳を過ぎた今でも常に多くの高齢の入院患者さんをかかえています。そんな私にとって、患者の夜間せん妄を 防ぐことは、自らの安息と直結する極めて重要な問題です。
 エビデンスのある方法から、全くのエビデンスレスの経験則まで、そんな 私が実践しているいくつかの方法と、日頃から夜間せん妄の対策に悩む 皆さんが行なっておられる方法を共有することで、夜間せん妄に対する学びを深め、安らかで健康的な勤務医ライフを送る手助けになればと思います。
WS4 プライマリ・ケアの現場の不確実性に対処する 
北海道大学病院 卒後臨床研修センター 宮田 靖志
 “Medicine is a science of uncertainty、 and an art of probability”とウイリアム・オスラーは言いました。不確実性、曖昧さは常に医療に内在しており、これに加え、最近は医療の複雑性もますます高まっています。特に、プライマリ・ケアの現場では、多様な患者の多様な健康問題に対処するため、不確実性、曖昧さ、複雑性に常に向き合っていくことが求められます。不確実性、曖昧さ、複雑性への耐性が低いと、不満、不安、過剰な医療、意思決定の共有の低下などに結びつくと言われ、不確実性へ対処を身につけておくことは、患者ケアの向上のみならず医療者自身の満足度にも貢献するでしょう。
 このセミナーでは医療における不確実性、曖昧さ、複雑性とは何なのかを整理し、これらへの対処法を文献的考察するととともに、参加者の実践経験を共有し、プライマリ・ケアの現場で不確実性に耐える能力、不確実性へ対処する能力を高める契機としたいと思います。
WS5 プライマリ・ケアの現場で知って得する「マイナーエマージェンシー」 
福井大学医学部附属病院 救急部・総合診療部 小淵 岳恒
 マイナーエマージェンシーとはいわゆるメジャーではない疾患を扱うことではありません、「ショック」「脳出血」「心筋梗塞」「急性腹症」以外の病態は全て「マイナーエマージェンシー」だと述べる人だっています。
 「できるだけ専門医の力を温存したい」、「専門医がいなくっても最低限の処置を施したい」、「なんでもできる医者ってちょっとかっこいい」などと思いは様々でも目の前で困っている患者さんに手を差しのべて、自分自身で時間をかけずにスッキリ解決したいという気持ちは皆同じです。 この「困っている患者さんに自分の力でなんとかしてあげたい!」という気持ちと、実際にちょっとした技術・コツを駆使して無事問題解決できたときにマイナーエマージェンシーの醍醐味を味わうことができます!
 今回は「目・耳・鼻・のど」におけるマイナーエマージェンシーのちょっとしたコツを伝授します!小手先の技術ですが明日から使える技術を一緒に学びましょう!
WS6 根拠に基づいた予防医療を提供する 定員に達しました
勝川ファミリークリニック 北村 和也
長崎医療センター総合診療科 向原  圭
高茶屋診療所 宮崎  景
 予防医療は、家庭医療の醍醐味の一つですが、日本では予防医療に関する教育が十分に行われていないのが現状です。現在の日本では健診(検診)という形で予防医療が行われていますが、その内容は必ずしも科学的根拠に基づいているとは言えず、個々の患者の特徴が考慮されていないことが少なくありません。本ワークショップでは、1)家庭医にとってなぜ予防医療が重要なのか、2) 個々の患者にとって意味のある、根拠に基づいた予防医療を提供するにはどうすればよいかについて、我々がレビューを行っている「根拠に基づいた予防医療」の文献を紹介しながら、参加者と問題点を共有したいと思います。
WS7 複数の健康問題の取り扱い~Complex/Chaosケースの診療と教育を中心に
CFMD 藤沼 康樹
 近年家庭医は従来型の外来診療だけでなく、在宅診療もカバーすることが多くなり、地域における複雑で困難なケースに対応することが多くなりました。今回のワークショップでは、複雑事例の構造的特徴をつかみ、家庭医としての役割を考えます。質的看護研究に関して、この領域の教育場面での活用についても学びます。
WS8 ワークライフバランス ~私たちの仕事と生活の調和を考える~PartⅡ
プライマリ・ケア連合学会 女性会員支援委員会 森  敬良
プライマリ・ケア連合学会 女性会員支援委員会 西村 真紀
プライマリ・ケア連合学会 女性会員支援委員会 大野 毎子
プライマリ・ケア連合学会 女性会員支援委員会 村田亜紀子
 「仕事と家庭のベストのバランスは?」という問いに答えるのは誰にとっても簡単なことではありません。医療崩壊といわれる現在、プライマリ・ケアの現場で働く医師にとっても重要なテーマです。
 2011年に開催された第2回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会でもワークライフバランスをテーマにワークショップを行いました。参加者からは、仕事のスタイルの変化、職場環境の改善、工夫など多くの経験やアイデアが出されました。
 今回は、今後結婚や子供をもつ予定がある方はもちろん、子育て中の方や介護中の方、「この働き方を続けていいのか」と疑問を感じたことのあるシングルの方など幅広くご参加いただき、ワークライフバランスを保つ知恵を共有したいと思います。性別は問いません。
 ミニレクチャー、経験談、その後ワールドカフェ方式のグループワークを行います。多くの気づき、出会いがあることでしょう。いろんなバックグラウンドを持つ皆さんの参加をお待ちしております!
WS9 Q&Aで学ぶ!一歩進める緩和ケア 
川崎市立井田病院 かわさき総合ケアセンター 西 智弘
 緩和ケアの基本研修、そこで多くを学んでも、実際の現場で「どの薬を使ったらいいの?」「こんな状況にどう対応するの?」と悩んでいる皆さんへ。実践で、緩和ケア医は何をどのように使い、苦痛を緩和していくのか。なにか裏技的なテクニックがあるのか。どのような心構えで患者と対峙しているのか。疼痛緩和から倫理的問題まで、実際の症例をもとに、Q&Aを中心としたディスカッションを通して学ぶ、「さらに一歩、ケアの質を上げるための」ワークショップ。基本的な事項の復習も兼ねながら進めていきますので、そもそも緩和ケアってどうやるのという方から、緩和ケアに興味がある方、日々の診療に何かヒントを得たい方、など是非ご参加下さい。
WS10 あなた、それもう地域・コミュニティケアやってます!
    ~6か月でもできる!気づきからポートフォリオまで~
北海道家庭医療学センター(更別村国民健康保険診療所) 山田 康介
JA北海道厚生連 倶知安厚生病院 総合診療科 木佐 健悟
北海道家庭医療学センター(あざいリハビリテーションクリニック) 松井 善典
 「地域・コミュニティケアなんて何をしていいか分からない」「研修期間が短くてできそうにない!」って思っていませんか? このワークショップではそんな悩みが解決できます!ミニレクチャーで地域・コミュニティケアの知識を整理。日々の活動の中に地域・コミュニティケアがあることに参加者同士のディスカッションを通じて気づきましょう!あなたも最後には「これならポートフォリオにつなげて行けそう」と思えるはず!?
WS11 臨床研究はじめの一歩~リサーチクエスチョンから~ 
東京慈恵会医科大学 松島 雅人
プライマリ・ケア連合学会 研究支援委員会 大野 毎子
 プライマリ・ケア、家庭医療、総合診療の理論的な礎としての臨床研究の重要性は言うまでもないでしょう。臨床研究を始める第一歩は、リサーチクエスチョンを作ることです。漫然としたリサーチクエスチョンからは、それを元に作成する良い研究プロトコールはできず、したがって良い研究を実施することはできません。今回のワークショップは、研究についての経験がない、あるいは少ない若手のプライマリ・ケア医を対象に、良いリサーチクエスチョンとはどういうものか?それを実際にどのように改善していくか?を目標にしました。ワークショップでは、漠然とした疑問をリサーチクエスチョンにするシミュレーションを少人数グループで行ってもらう予定です。参加される方には、限りある時間の中で臨床研究を始めるヒントに気付いて頂けたらと願っています。
WS12 継続的行動変容に導くためのコミュニケーション法 
日本ヘルスサイエンスセンター 石川 雄一
 ~人間的に患者さんから信頼を得る家庭医になりたい!~
 信頼関係に基づいた健康行動につながる働きかけができる家庭医。「先生の言われたことを私は生活の中で実践しています。」と言われたいものです。患者自身が主体的に健康に向けた行動を継続的にとってもらうために、限られた時間で医師はどのようにコミュニケーションを図っていけばよいのでしょうか。患者自身がやる気を出すためのコミュニケーションのキーポイントをつかんでいただきます。枠にはめられた問診を脱却し、情報そして意識を交換し、継続的行動変容に繋げるためのコミュニケーションスキルがとりわけ家庭医には求められます。コミュニケーションの基本は「引き出す」、「分かち合う」、「伝える」、「楽しむ」、「悩む」、「感じる」、「聴く」、これらを調和させたコミュニケーションスキルとは。
WS13 医療情報の見方・聴き方
東京北社会保険病院 総合診療科 南郷 栄秀
東京北社会保険病院 総合診療科 岡田  悟
 学会、講演会、説明会、ワークショップ、テレビやラジオなどのメディア、インターネット、書籍や雑誌など、巷には様々な医療情報があふれています。そして、話題に登れば翌日には何かが品切れになるような世の中です。しかし、その中には額面通りに受け取れないものもたくさんあります。真実でない情報を鵜呑みにして診療にあたった場合、行動を起こしてしまった場合、患者さんに不利益を与えてしまう可能性があります。私たちはプロフェッショナルとして、そういった過ちを避けるべきです。このセッションでは、医療情報を見る、または聴く場合のポイントについて解説し、グループワークを通じて医療情報の見方についてディスカッションをします。ワークショップ終了後には、医療情報を正しく評価して、患者さんに質の高い医療を提供するための能力が身に付いていることでしょう。
WS14 明日からできる家庭医・病院総合医のリハビリ実践のための第一歩 定員に達しました
清風会 岡山家庭医療センター 木島 庸貴
川崎医療福祉大学 医学技術学部 リハビリテーション学科 教授 石井 雅之
清風会 訪問看護ステーションあゆみ 理学療法士 藤内 研介
 家庭医・病院総合医が日常診療の中でリハビリと関わる機会は多々あります。
 リハビリを日常診療に組み込んでみたいけど、どの症例にどの様にアプローチして良いかわからない。またリハビリの本を読んでみたけど、内容は多岐にわたっていて複雑だし、リハビリ専門医でもない自分が実践すべき内容とは一致せず、いまいちしっくりこない。周囲にOT、PT、STというリハビリ専門職がいるが、それぞれの職種の役割や能力がいまいち良くわからない、彼らはどんなことを考えていて、どんなことができるんだろうか?リハビリに関して、そんな疑問を持っている方はいませんか?
 リハビリを日常診療に取り組むための第一歩を踏み出すために、リハビリの基礎をワークショップを通して学んで頂き、皆さんの日々の疑問に対して当法人に関わるリハビリ専門職やリハビリ専門医が答えてくれます。
WS15 ジェネラリストのための産婦人科医療 定員変更のため受付を再開しました
隠岐病院 加藤 一朗
榛原総合病院 今村 正敏
  妊婦さんへの処方、女性の腹痛など困ったことはありませんか?すぐに産婦人科専門医にコンサルトしていませんか?
 妊婦さんの12%は鎮痛剤を服用、9%は喘息など慢性疾患の薬を服用しています。一方妊娠の2%以上に先天奇形のベビーが生まれますがその半数以上は原因不明、1/4は遺伝子異常ですが、薬に関係しているものは2%といわれています。また、女性の腹痛は、まずは妊娠を否定することから始まりますが、手術適応となる緊急性の高い疾患を見落とさないことが重要です。
 このWSでウーマンズヘルスケアのTipsを一緒に学べば、明日からの女性診療が怖くありません。また、離島における産婦人科医、家庭医の経験を通して、家庭医が産科診療を行う意義をディスカッションしたいと思います。
WS16 明日から使える「家族志向のプライマリ・ケア」実践編
岡山家庭医療センター 松下  明
岡山SP研究会 井上 俊之
 家族志向のケアは重要だとは聞いているがピンとこない、どう具体的に実践するのかがイメージできない方にピッタリのWSを提供したいと思います。
  1. 家族志向のケアの理論的背景や証明されているエビデンスの紹介
  2. 身近な症例を通して、家族図から背景を読み取り、家族の木をイメージする方法
  3. 偶然登場する家族とうまく付き合う方法
  4. 家族をシステム論的に評価し、仮説を立てる方法
  5. 自分自身の家族の木と向き合い診療に生かす方法
 上記のプロセスをレクチャー、ロールプレイ、デモなどを通して行い、 「家族志向のプライマリ・ケア」を実践するコツを学んでもら予定です。
 このWSに参加して、明日から家族へのアプローチを自信をもって行えるようになりましょう!
2日目(3月4日)
シンポジウム 若手ジェネラリストと語る!~プライマリ・ケアの未来~
【座長】
福知山市民病院 総合内科 川島 篤志
【パネリスト】
北海道家庭医療学センター あざいリハビリテーションクリニック 松井 善典
飯塚病院 飯塚・頴田家庭医療プログラム 吉田  伸
江別市立病院 総合内科 若林 崇雄
東京医療センター 総合内科 山田 康博
 次代を担う若手医師の視点から、それぞれの思い描く日本のプライマリ・ケアの在り方について広くディスカッションを行い、相互に理解を深めながらこれからの道標を模索するようなシンポジウムを予定しています。
 参加者の皆さんからリアルタイムでご意見をお伺いする双方向性の企画もあります。これから未来を創っていく皆さんのより多くのご参加をお待ちしております。一緒に日本のプライマリ・ケアの明日について語りませんか?
WS17 高齢者診療における認知症のミカタ 定員に達しました
東京ミッドタウンクリニック シニア医療部 大蔵 暢
 ほとんどの高齢患者さんの認知機能は程度の差こそあれ低下しています。認知機能の低下はあらゆる生活場面に影響を及ぼしますから、医師は高齢患者さんの認知機能を常に意識して日常診療を行なう必要があります。本セッションでは認知機能の評価から認知症の診断や治療、認知症を持つ高齢患者さんや家族との関わり方までワークショップ形式での勉強会を行ないます。
WS18 Enjoy! Portfolio! ポートフォリオをつくろう 実践編 定員に達しました 
医療福祉生協連家庭医療学開発センター/ふれあいファミリークリニック 齋木 啓子
医療福祉生協連家庭医療学開発センター/川崎セツルメント診療所 遠井 敬大
医療福祉生協連家庭医療学開発センター/久地診療所 喜瀬 守人
さいわい診療所 関口由希公
健生会大南ファミリークリニック 小松  亮
東葛病院内科 栄原 智文
青森民医連家庭医療学センター健生黒石診療所 坂戸慶一郎
 研修医の皆さん、ポートフォリオ作成は順調ですか?
 家庭医療専門医のためにポートフォリオを作成しなくてはいけないのに、「作成経験のある指導医がいない」とか、「理論は習ったけれども実際の作成方法が分からない」とか、悩みは尽きないことと思います。
 そんな皆さんの悩みに応えるべく、多施設の指導医陣が大集結! 理論だけでは終わらない、一歩踏み込んだポートフォリオ作成支援を体験してみませんか?
 このWSは、ビデオ撮影後、後日冬期セミナー参加者へ期間限定で公開予定です。 この件を了承頂いた上で、ご参加をお願い申し上げます。
WS19 ~目と耳で判る循環器疾患 循環器フィジカルの達人~ 定員に達しました
京都家庭医療学センター 佐々木隆史
京都民医連中央病院 救急科 四方 典裕
みどり病院院長 大阪市立大学循環器内科客員准教授 室生  卓
京都家庭医療学センター 京都協立病院 高木 幸夫
 カテーテル、エコー、採血など診断機器が進歩を遂げる中、「身体所見」がどれだけ診療所や病院で、患者の役に立ってるのでしょうか?リスクを持った多くの患者を診ているプライマリ・ケア医が、診断予想をつけて、いかに効率良く診断し、そのあとに続く適切なマネジメント、さらに専門医への紹介につなげるかはプライマリ・ケア医のまさに醍醐味です。フィジカルを愛してやまない循環器医と共に送る、循環器疾患に関連する身体所見を、参加型WSで、直接、目と耳で学んでもらい、次の日からの診療に役立ててもらえるWSです。
★形式:ブース別、実技参加型ワークショップ
①聴診ブース:Ⅱ音の分裂を聴き分ける、②聴診ブース:収縮期雑音を探る、③視診ブース:頸静脈を診る
WS20 病院総合医×家庭医 若手医師が作り出す、新しい病診連携の形 
関西フェデレーション 市立堺病院 総合内科 朴澤 憲和
関西若手医師フェデレーション 県立尼崎病院 ER/総合診療科 山本 修平
関西若手医師フェデレーション 兵庫民医連家庭医療学センター(HMCFM) /
尼崎医療生協病院 玉井友里子
関西若手医師フェデレーション 県立尼崎病院 呼吸器内科 片岡 裕貴
健生会河合診療所  上野 暢一
奈良県立医科大学附属病院 研修センター 小林 正尚
 日本プライマリ・ケア連合学会が誕生し早や4年。でも病院総合医と家庭医 - お互いその名前と存在は知っているけれど、実際何をしているのか、何を大切に診療しているのかはあまり知らないのが実情ではないでしょうか。
 若手医師のアカデミックな交流と卒後臨床教育文化の共有・活性化を目標に2008年に結成された関西若手医師フェデレーション(以下kan-fed)は、自主的に会の運営を行いながら、ケースカンファレンスやショートプレゼンテーション大会を開催、近年では学会発表や他地域との交流も行っています。kan-fedメンバーには病院総合医、救急医、家庭医と多種多様な人間が集まっていますが、今回はそんなkan-fedメンバーと若手医師のための家庭医療学冬期セミナースタッフとが協力し、病院総合医と家庭医がお互いを知り、より良い連携を話し合うWSを企画しました。これからの日本に欠かせない病診連携を我々若手医師で盛り上げましょう!
WS21 介護保険の「トリセツ」
福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座 菅家 智史
喜多方市 地域・家庭医療センター/福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座 高柳 宏史
保原中央クリニック 家庭医療科/福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座 増山由紀子
只見町 在宅介護支援センター 介護支援専門員 馬場 康大
(予定)
 高齢者を診る医師にとって、避けては通れない”介護保険”。「介護保険って何ですか?」という患者さんからの質問に、あなたならどう答えますか?
 自信を持って、主治医意見書を書いていますか? ケアマネさんとの情報交換のためにどんな工夫をしていますか?
 老人保健施設の元施設長や、介護認定審査委員を務める家庭医が講師を務め、現役ケアマネージャーにも講師のサポートをお願いしています。家庭医なら知っておくべき、他科の医師でも知っておいて損はない、介護保険の仕組みを一緒に学びましょう。まずは要介護認定申請からサービス提供までの流れを確認します。その中で、私たちが書いている主治医意見書がどのように介護認定審査に利用されているのか、記載のポイントも紹介します。そして「介護保険サービスの司令塔」であるケアマネージャーとの連携について一緒に考えてみましょう。
 「主治医意見書の書き方、これでいいのかなぁ」と悩んでいるあなたへ!
WS22 家庭医の子どもの成長、発育、発達のみかた 定員に達しました
田中医院 田中 久也
岡山家庭医療センター 湯郷ファミリークリニック 佐古 篤謙
こだま小児科/和歌山生協病院 児玉 和彦
岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 木島 庸貴
 「子どもは大人のミニチュアではない」という言葉があります。これは大人にはみられない子ども特有の問題を忘れないように、ということでしょう。そのひとつに、子どもは比較的短時間に心も体も大きく変化する、未熟なものが成熟していく過程がある、という特徴があげられるのではないでしょうか。
 子どもが生まれてからどのように成長していき、どんな健康問題に遭遇するのか?それに対し家庭医としてどんな関わりをしているのか?皆さんで議論しながら、家庭医の子どもの成長、発育、発達のみかたについて考えてみませんか?
 小グループでのディスカッションを軸に、家庭医として介入するポイントを明確にして、「子ども特有の大きな変化」を考慮に入れた日常診療のイメージを言語化してみましょう。
WS23 closed questionで切る外来臨床診断学カンファレンス 定員に達しました
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 宮原 雅人
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 近藤  健
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 鋪野 紀好
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 鈴木 慎吾
千葉大学大学院医学研究院 循環型地域医療連携システム学講座 比留川実沙
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 野田 和敬
千葉大学大学院医学研究院 循環型地域医療連携システム学講座 上原 孝紀
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 大平 善之
千葉大学大学院医学研究院 循環型地域医療連携システム学講座 太田 光泰
千葉大学医学部附属病院 総合診療部 生坂 政臣
 病歴聴取ではOpen questionの重要性が強調されることが多いが、疾患の鑑別のためにはClosed questionを用いて、効率的に各疾患のrule-in、 rule-outを行う必要がある。当ワークショップでは、Closed questionを駆使した診断推論を学習する。具体的には症例提示の下、鑑別診断、必要な病歴情報をスモールグループで議論し、最終診断に至る過程を体験する。
WS24 家庭医が家を建てるとき~4人の家庭医のストーリー
亀田ファミリークリニック館山 岡田 唯男
大福診療所 朝倉健太郎
尼崎医療生協 本田診療所 所長 森  敬良
手稲渓仁会 家庭医療クリニック 小嶋  一
 「家を建てる」というのは医師に限らず誰にとっても大きな決断ですが,特に家庭医にとっては、「その地域に骨を埋める」とことの象徴ともいわます。

 このセッションでは、この数年のうちに家を建てたパネリスト4名がそれぞれに、キャリアの中での建てた時期、決断ポイント、家を建てる際のこだわりポイント、建ててみて、何が変わったか、どのように変わったか、この先どうなるのか、といった個人のキャリア/ライフプランニングと「家を建てること」との関係を、ただひたすらに、個人的で赤裸々なストーリーとして、語ることで、参加者の参考にしていただく、というより、四人が家を建てる際の悲喜こもごもを「ねえ、聞いて聞いて」とただ一方的にしゃべるセッションです。時間的に余裕があれば質疑、家庭医が家を建てることについての文献の提示などが出来ればと考えています。

注意)このセッションはWSではなくシンポジウム形式です。