日本プライマリ・ケア連合学会
マイページ
日本プライマリ・ケア連合学会
  1. HOME
  2. 研修制度:セミナー
  3. 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー
  4. 第8回若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

セミナー

若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

プログラム 第7回 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

3月3日(土)
13:00~
14:30
全体講演I
世界の家庭医療の現状と日本の若手医師への期待
15:00~
16:30
WS1
臨床研究

申込を締切ました
WS2
多職種協働
WS3
EBM
WS4
非がん疾患

定員に達しました
WS5
行動変容

定員に達しました
WS6
ワクチン

定員に達しました
WS7
整形

定員に達しました
17:00~
18:30
WS8
ポートフォリオ
WS9
家族志向

定員に達しました
WS10
地域志向
WS11
臨床倫理

定員に達しました
WS12
CBME

定員に達しました
WS13
震災
WS14
不定愁訴

定員に達しました


3月4日(日)
1日目(3月3日)
全体講演I 世界の家庭医療の現状と日本の若手医師への期待
講師1:Department of Primary and Community Care,
Radboud University Nijmegen Medical Centre, The Netherlands
主任教授・前WONCA会長 Chris van Weel
座長:福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 主任教授 葛西龍樹
 家庭医療学分野の国際学会WONCA(World Organization of Family Doctors世界家庭医機構)の前会長を務めたChris van Weel教授による講演です。世界の家庭医療の現状を熟知する真にグローバルな視点から、家庭医療の価値観・専門性、地域医療における家庭医の役割、家庭医療を含むプライマリ・ケアのシステムを構築していくことのメリットについて、日本で家庭医を志す若手医師のみなさんへの熱いメッセージを込めてお話しいただきます。英語を用いて行われます。
WS1 世界へ発信できる臨床研究を始めよう  WS1のみ1月5日午前10時に締切ます 申込を締切ました
講師1:Department of Primary and Community Care,
Radboud University Nijmegen Medical Centre, The Netherlands
主任教授・前WONCA会長 Chris van Weel
講師2:福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座 主任教授 葛西龍樹
 LancetやBMJ (British Medical Journal)など世界の一流医学雑誌では質の高いプライマリ・ケア研究を数多く掲載しており、日本からの発信が待たれています。このワークショップでは、本格的なプライマリ・ケア研究を自ら行い、そして将来この分野で日本のリーダーとなる若手を養成することを大きな目的としています。プライマリ・ケア研究の世界の第一人者であり数多くの優秀な若手家庭医・研究者を指導してきたvan Weel教授(Lancet編集委員)の直接指導を受けるまたとない機会です。葛西教授(BMJ,BJGP編集委員)が進行補助します。英語を用いて行われます。事前課題があります。参加者10名程度を選抜します。
詳細はこちらをクリックして下さい。
なお、本セッションは第1希望のみの選択となります。第2,3希望も必ず明記下さい。選考漏れが生じた場合に第2,3希望を考慮させて頂きますが、調整状況によって他のセッションへの割り当てとなることもありますのでご了承ください。
WS2 地域における多職種協働の人材育成~やる気に火をつける黒子役~
揖斐郡北西部地域医療センター久瀬診療所 医師 吉村 学
理学療法士 小林 修
理学療法士 山下政和
 家庭医が地域で活動するとき、多職種協働は欠かせない。しかしその連携についての教育はほとんどなく、個別の対応が現状である。
 また地域医療は個別性が高く、「○○ではうまくいっているけどウチではね」といった批判も多い。
 このWSでは揖斐で取り組んでいるゲリラ活動的な多職種研修生ごちゃまぜ実習(理学療法士らがプロジェクトリーダーとして活躍)とその成果の一部を紹介しながら、皆さんの地域での作戦を考え意見交換したい。
WS3 医学論文の深い読み方・使い方~EBMを正しく使おう
東京北社会保険病院 総合診療科 南郷栄秀
岡田 悟
 EBMは「エビデンスに基づいた医療」の略ですが、至る所でEBMとエビデンスは同一と誤解されています。このセッションでは、ついつい鵜呑みしがちな医学論文や医療情報などのエビデンスを、特にあまり論文を読んだことのない若い先生をターゲットに、手軽にさっと読みつつ、しかももう一歩深く見抜く方法を紹介しつつ、その情報を実際の診療で患者にどのように活かすかを皆さんと一緒にディスカッションしたいと思います。
WS4 非がん疾患の緩和ケア 定員に達しました
東京ふれあい医療生活協同組合 梶原診療所 在宅サポートセンター 平原佐斗司
 非がん疾患の緩和ケアでは、予後に関する因子は複雑で、予後に影響する因子が多様なため、予後予測は困難であること、非がん疾患の終末期に緩和すべき苦痛や症状緩和法が十分明らかになっていないこと、意思決定が困難なことなどから、在宅医療ではがんの緩和ケア以上に困難な課題となっています。プライマリ・ケア医としての緩和ケアのレベルアップのために、非がん疾患の緩和ケアについてディスカッションしたいと思います。
WS5 糖尿病劇場:行動変容を促すための学び合いの場をどう作るか 定員に達しました
東京大学医学教育国際協力研究センター 大西弘高
国立病院機構京都医療センター臨床研究センター 岡崎研太郎
岡田 浩
神戸学院大学薬学部 内海美保
 糖尿病は、患者さんのセルフケア行動がマネジメントに大きな意味を持つ疾患です。後期研修の家庭医療専門医を特徴づける能力には、「行動変容のアプローチを用い、患者教育を行えること」が含まれていますが、糖尿病の患者さんは、この能力が最も必要となる典型でしょう。患者さんと医療者の劇で、それぞれの深層心理を「黒子」が言語化する「糖尿病劇場」で、患者さんの心理がセルフケア行動に与える影響を考えてみましょう。
WS6 家庭医の君が正しいワクチンプラクティスをしなくて誰がするのだ 定員に達しました
兵庫民医連家庭医療学センター/東京民医連家庭医療レジデンシー 守屋章成
兵庫民医連家庭医療学センター 森 敬良
Hong Qiao Medical Centre & Shanghai JinMao Tower Medical Centre 林 啓一
 早速ですが問題です:Q1.任意接種は定期接種より優先順位が低い?Q2.B型肝炎ワクチンは医療従事者と母子感染予防以外には不要?Q3.BCGと経口ポリオ2回しか接種歴のない10歳小児に今から何を接種すべき?これらに根拠を持って回答できない方は是非このWSを受講して下さい。我々家庭医は患者の生涯を通じて正しいワクチンプラクティスを提供し,国民を感染症から守る重大な使命を負っています。いざ、集え!
WS7 あなたにも出来る整形診察/肩・膝・足首の筋・腱・靭帯損傷の診察 定員に達しました
森町家庭医療センター 佐野 潔
新井大宏
平野有規奈
 仕事、運動で肩を痛めたとか、膝を痛めた、または足をくじいた、などという訴えの患者さんに無駄なX線を撮ることなく診察で診断をする方法を、Ottawa Ruleも含めて学びます。WS終了後は、参加者全員が、回転筋板損傷、半月板・十字靭帯損傷、踵腓靭帯損傷などの診断を診察で出来るようになります。
WS8 「生物心理社会アプローチ」「家族ケア」「地域ケア」「予防医療」の学び方とポートフォリオエントリーの作り方
医療福祉生協連家庭医療学開発センター 藤沼康樹
 家庭医療のコアとなる4領域の学び方とポートフォリオエントリーの作成のポイントについて、ざっくばらんに相談にのるセッションです。講義ではなく、参加者のみなさんの経験の共有や疑問に答えるインタラクティブなセッションとなります。「こんな事例はエントリーになるのか?」「事例や経験をエントリーに仕上げるにはどうしたらよいのか?」といったことについて相談したいかたは、ぜひご参加ください。
WS9 明日から使える「家族志向のプライマリ・ケア」実践編 定員に達しました
岡山家庭医療センター 松下 明
 身近な症例を通して、「家族志向のプライマリ・ケア」を実践するコツを学んでもらいます。  家族図から背景を読み取り、家族の木をイメージし、偶然登場する家族とうまく付き合うことが第1段階。家族をシステム論的に評価し、仮説を立て、家族面談を成功させることが第2段階と考えています。今回は第1段階と第2段階の導入までを目標としています。
 気軽に家族へのアプローチを実践できるようになりたい方、お勧めです!
WS10 理想の地域医療を実現する地域志向アプローチ~医療、福祉から行政、住民まで~
福井大学医学部地域プライマリケア講座/高浜町和田診療所 井階友貴
福井大学医学部地域プライマリケア講座 羽山貞宏
社会保険高浜病院 看護局 進藤加代子
理学療法科 宮路 徹
高浜町副町長 日村健二
指定居宅介護支援事業所“和”/たかはま地域医療サポーターの会 小幡真宏
 家庭医が自分の地域でいくら頑張っても、地域医療の主役である住民や、地域づくり・生活支援の要である行政、医療・介護の実動部隊であるコメディカル・福祉関係者の理解・協力を欠いて、理想の地域医療は実現しません。このWSでは、地域での実際のケースを通じて、それぞれの立場の者が、その地域にどのような思いでどうアプローチしているか、当事者の生の声を聞くことで理解し、各地の地域ケアに還元していただきたいと思います。
WS11 日常診療の『迷い』を解くカギ!~臨床倫理を身につけよう 定員に達しました
ファミリークリニックなごみ 大島民旗
東大阪生協病院 石井大介
大正民主診療所 鈴木昇平
西淀病院 花房徹郎
 臨床の現場に出て、倫理的に判断に迷うケースに遭遇する機会ってすごく多くありませんか?食べられなくなった高齢認知症患者の栄養、医学的に見て望ましい治療を拒否する患者(家族)etc...。医師、看護師、介護関係者、患者さん、ご家族…様々な想いが錯綜し、「泥沼」に入りそうになった経験は?臨床倫理をめぐる問題を多面的に検討する4分割法、その運営のポイントが習得できます!
WS12 CBME(community based medical education)入門編
     ~もう悩まない! 診療所・小病院での学生・研修医指導~ 定員に達しました
三重大学医学部附属病院総合診療科 家 研也
吉本 尚
北村 大
田口智博
竹村洋典
西岡医院 西岡洋右
志摩地域医療福祉センター 鈴木孝明
揖斐郡北西部地域医療センター久瀬診療所 吉村 学
【~教育ある所に人は集まる~】
 CBMEは仲間を増やし、プライマリ・ケアを発展させる原動力です。しかし体系的に学ぶ機会がなく、対応に悩んだ経験はありませんか?
 本WSでは基本的指導スキルの習得に留まらず、人気実習先指導医・大学教員・医学生の声もヒントに、現場で使えるCBMEを模索していきます。参加後に見学生・実習生が待ち遠しくなることを目的とします。
 現在または将来、CBMEに携わる全ての方が対象です。
WS13 東日本大震災復興支援ワークショップ
    「風化させないために。あなたにもできることがきっとある」
東京ほくと医療生協・北足立生協診療所 孫 大輔
PCATコーディネーター・臨床心理士 浅見大紀
PCOTコーディネーター・助産師 柴田洋美
PCAT担当理事・多摩ファミリークリニック 大橋博樹
 大震災から1年が経とうとしています。
 PCATは震災直後から支援活動を行ってきました。現在は病院への医師派遣や、多職種による仮設住宅での健康相談といった活動を続けています。
 その中で見えてきたことは、慢性期の被災者支援は私たちプライマリ・ケア医だからこそ得意だということです。
 このWSでは被災地の現状をふまえ、被災者の「生の声」も紹介しながら、自由な発想で私たちにできる支援の形を一緒に考えていきたいと思います。
WS14 不定愁訴(MUS)の患者に対する治療・マネージメントの能力向上講座~NLP的アプローチ~
    定員に達しました
筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター水戸協同病院 総合診療科 金井貴夫
多摩ガーデンクリニック小児科 杉原 桂
筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター水戸協同病院 総合診療科 木下賢輔
服部一哉
 不定愁訴(MUS;Medically Unexplained Symptoms)の患者に関する治療・マネージメントについて学び、受講後は「モンスター患者」や患者の希死念慮、自他の陰性感情などに対してより適切に対応でき、不定愁訴の診療が「嫌いではないレベル」以上に到達し、日常診療でのストレスが軽減していくと思われます。真の「対応困難患者」の対応で必要な「組織的マネージメント」についても紹介します。
2日目(3月4日)
WS15 臨床家として行うScholarly Activity(学究活動:入門編)
鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 家庭医診療科 岡田唯男
東京大学医学教育国際協力研究センター/プライマリ・ケア連合学会 研究委員会 副委員長 大西弘高
 「研究」というとわざわざやらなくてはいけないもの、何か「新しい発見」をしなければならないものと考えていませんか。Scholarly Activity(学究活動)はむしろ日常の臨床活動の一環として行われるものです。学究活動は大きく4つあり、いわゆる古典的な「研究」はそのひとつにすぎません。という前提をお話ししておいて、いわゆる古典的研究(量的、質的)、CQI活動、アクションリサーチなどを俯瞰的にお話し、日常活動のなかに落とし込む糸口を見つけて頂くきっかけとなればと思います。今回は実際の研究計画のところまでは扱いません。学問をやる、ということについて考えたい人向け。
WS16 明日からできる!外来での性教育とピル処方
亀田ファミリークリニック館山 中山明子
本山哲也
濱井彩乃
岩間秀幸
水谷佳敬
菅長麗依
吉澤瑛子
小野間優介
 外来で月経不順、月経困難症や性感染症の相談を受けることはありませんか?
 月経移動、避妊、緊急避妊法など、内診台がなくても出来ることはたくさんあります。このWSでは、内診台がなくても外来で出来ることをメインに学んでいただきます。また、翌日から自信を持って低容量ピルの処方ができるようになります。
 女性の健康についてみんなで考えていきましょう!
WS17 良好な医師患者関係を構築するために:バリントグループの紹介
医療法人渓仁会 手稲家庭医療クリニック 小嶋 一
東京ほくと医療生活協同組合 王子生協病院/荒川生協診療所 菅野哲也
 バリントグループとは医師患者関係を改善するためのグループセッションです。提示された症例を集団で議論する中で医師患者関係について考察し、医師患者関係を改善する教育方法としてアメリカの家庭医療研修プログラムでは広く採用されているものです。当日は実際のディスカッションも行い、その有効性も体験していただきながらバリントグループについて学びます。
WS18 Common Disease 総ざらいUpdate 定員に達しました
広島大学病院 総合内科・総合診療科 横林賢一
只見町国保朝日診療所/福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座 菅家智史
北海道勤医協札幌病院 内科 佐藤健太
東京ほくと医療生協・北足立生協診療所 孫 大輔
 高血圧、糖尿病、慢性心不全、前立腺肥大などのCommon Diseaseの外来診療におけるおさえておくべきポイント(最新のエビデンス・ガイドライン含む)につき、1項目10?15分で概説し、日常の外来診療にご活用いただくことを主な目的とします。講義形式のセッションです。
WS19 開業医って起業/企業?それとも家業?~新規開業と継承開業と~ 定員に達しました
宮崎医院 宮崎 仁
松村医院 松村真司
トータルファミリーケア北西医院 北西史直
かとうファミリークリニック 加藤貴紀
西岡医院 西岡洋右
弓削メディカルクリニック 森 洋平
 資金や物件、機器の選定、競合施設など、それらを解決すれば開業って大丈夫なの?
 継承開業はある程度揃っているから新規開業よりも楽なの?
 新規開業と継承開業の先生方を講師に迎え、実際にあった開業にまつわるナラティブでSignificantなイベントをグループで取り組み開業を疑似体験してもらう90分です。開業するとはどういったことなのか?ナラティブな面から切り込みます!
WS20 プライマリケアにおける泌尿器科診療 -排尿障害を中心に- 定員に達しました
松木泌尿器科医院院長・香川大学医学部臨床准教授 松木孝和
 プライマリ・ケアの現場で排尿症状に悩む患者は多いものの、排尿障害の診断治療、薬の使い方さえトレーニングを受けたことのある医師はほとんどいないのが現状です。ちょっとした使い方のコツで、患者の状態がぐんと良くなる方法がいくつもありますが、そういったことはなかなかお披露目する機会がありません。泌尿器科領域では使い勝手の良いガイドラインが沢山出ており重宝しますが、当日はこれらをもとに、ガイドラインでは紹介しきれない実際の診断や内服薬の使い方、考え方をご紹介します。
WS21 家庭医が地域をみる~地域診断ワークショップ~
兵庫民医連家庭医療学センター/尼崎医療生協 本田診療所 森 敬良
兵庫民医連家庭医療学センター/尼崎医療生協 ナニワ診療所 西本広樹
兵庫民医連家庭医療学センター/尼崎医療生協 本田診療所 玉井友里子
兵庫民医連家庭医療学センター/尼崎医療生協病院 三宅麻由
 家庭医にとって、人を家族や地域というコンテクストの中でとらえ、人間として包括的に理解しケアすることは重要です。今回のWSでは地域に的をしぼって具体的な地域診断の方法を練習します。アンダーソンらが提唱する「Community as partnerモデル」を用いた実例を紹介し、実際に参加者の地域をそれぞれで診断してみます。
 WS終了後の目標は、日常診療をしながらでも地域診断に取り組めることです。
全体講演II 日本の家庭医の軌跡と未来像
北海道家庭医療学センター理事長 草場鉄周
 江戸・明治以来の町医者から始まり、戦後、国民皆保険制度で拡大した開業医制度は、医療の地域格差や勤務医不足という問題を背景に、今大きく見直されようとしています。その中で、次代を担うよう期待される家庭医に求められる機能は更に多様化し、高い質が求められるのは必定です。この講演では激動する時代の中での家庭医の立ち位置を確かめ、更に前進していくための道しるべを提供し、皆さんが元気になることを目標とします。