セミナー
春季・秋季生涯教育セミナー
プログラム 第10回 春季生涯教育セミナー
5月17日(日) | ||||||||||
8:30 ~ 受付開始 | ||||||||||
9:00~ 12:00 |
WS1 プライマリ・ケア医のための緩和ケア |
WS2 効果的なプレゼンテーション |
WS3 家庭医のcore |
WS4 メンタルヘルス・ファーストエイド |
WS5 乳幼児健診 定員に達しました |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
休憩・移動・昼食 | ||||||||||
13:00~ 16:00 |
WS6 common disease 定員に達しました |
WS7 指導医養成講習会 |
WS8 漢方 定員に達しました |
WS9 女性医療の知識 定員に達しました |
WS10 リーダーシップ |
は医師対象、 は医師以外の職種も対象、プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座
●お申込み状況により、定員は変更の可能性があります
5月17日(日)
WS1. プライマリ・ケア医のための緩和ケア
飯塚病院 緩和ケア科 柏木 秀行
高齢化が進む我が国の地域医療において、治療困難な疾患と共にありながらも地域で過ごせる事の重要性はますます高まっている。地域包括ケアを支える上で、プライマリ・ケア医が緩和ケアのスキルを必要とする場面も多い。加えて、看取りも含めた緩和ケアの実践において、ケアの提供者としてのストレスも大きくなり易い。当セッションでは、プライマリ・ケア医にとって必要な緩和ケアの知識及びスキルの学び方を紹介し、診療に役立てることを目的としたレクチャーおよびワークショップを開催する。
WS2. 効果的なプレゼンテーション 5 steps to successful presentations
飯塚病院総合診療科 吉野 俊平
飯塚病院総合診療科 松永 諭
飯塚病院総合診療科 松浦 良樹
飯塚病院総合診療科 岡村 知直
飯塚病院総合診療科 松永 諭
飯塚病院総合診療科 松浦 良樹
飯塚病院総合診療科 岡村 知直
多くの方々が教育を目的としたプレゼンテーションをしたことがあると思います。そして「もっと上手くできればいいのに」と振り返った経験があると思います。このセッションでは効果的なプレゼンテーションについて学んで行きます。前半はデモンストレーションを見て頂き、グループで振り返りを行います。後半は5ステッププロセスを用いたプレゼンテーションの作成方法とプレゼンテーションの秘訣について説明します。多くの方々の参加をお待ちしております。
WS3. 家庭医のcore –ペルソナ・マーケティングを活用し、日本独自の地域包括ケアCommunity-Oriented Primary Careを創る−
萩市民病院 総合診療科 齊藤 裕之
NPO法人おっちラボ コミュニティナース/雲南市立病院 保健推進課 矢田 明子
萩市国民健康保険川上診療所 佐久間 暢夫
山口県立総合医療センター へき地医療支援部 原田 昌範
NPO法人おっちラボ コミュニティナース/雲南市立病院 保健推進課 矢田 明子
萩市国民健康保険川上診療所 佐久間 暢夫
山口県立総合医療センター へき地医療支援部 原田 昌範
家庭医療のコア・コンポーネントの一つ地域包括ケアCommunity-Oriented Primary Care地域独自のモデルを作ってみましょう。しかも単なる概念図ではなく、実践者が作り出す実践図を。
家庭医療を特徴づける診療の一つして「地域包括ケア」が多くの論文で紹介されています。それを実践する概念図や手法に、プライマリ・ヘルスケアprimary health care、地域診断community diagnosis、患者中心の医療ホーム patient centered medical homeなどが紹介されてきました。どれも地域包括ケアを概念的に捉えるには有意義ですが、現場で何を実践すればよいかという具体的なイメージが湧きにくい。なぜでしょう。
私たちの地域には個別性の高い問題や課題が山積しています。それを普遍化し、地域包括ケアを語ろうとすると、どうしても現場とかけ離れてしまうパラドックスが生じます。すると地域包括ケアは概念的には理解できても、どう実践したらよいか分からなくなります。
今回、3時間のセミナーでは地域包括ケアを具体的に実践できる突破口を見つけていきます。ペルソナ・マーケティングという手法を用いて、地域でよく遭遇する困難患者(例えば、胃瘻や気管切開が必要となり転院先がなかなか見つからない誤嚥性肺炎の患者)を参加者同士で作り上げ、その具体的な解決策まで捻出して頂きます。皆さんの地域で「こういった患者さんよくいるよね。いつも対応に困るんだけど…。」という患者像を多職種でイメージでき、その具体的な解決策または対応を見つけ出すことで、それに関連した地域個別性の高い問題の70%に対応できるといわれています。是非、セミナーで体験してみて下さい。皆さんの地域ならではの地域包括ケアが実践できるかもしれません。
家庭医療を特徴づける診療の一つして「地域包括ケア」が多くの論文で紹介されています。それを実践する概念図や手法に、プライマリ・ヘルスケアprimary health care、地域診断community diagnosis、患者中心の医療ホーム patient centered medical homeなどが紹介されてきました。どれも地域包括ケアを概念的に捉えるには有意義ですが、現場で何を実践すればよいかという具体的なイメージが湧きにくい。なぜでしょう。
私たちの地域には個別性の高い問題や課題が山積しています。それを普遍化し、地域包括ケアを語ろうとすると、どうしても現場とかけ離れてしまうパラドックスが生じます。すると地域包括ケアは概念的には理解できても、どう実践したらよいか分からなくなります。
今回、3時間のセミナーでは地域包括ケアを具体的に実践できる突破口を見つけていきます。ペルソナ・マーケティングという手法を用いて、地域でよく遭遇する困難患者(例えば、胃瘻や気管切開が必要となり転院先がなかなか見つからない誤嚥性肺炎の患者)を参加者同士で作り上げ、その具体的な解決策まで捻出して頂きます。皆さんの地域で「こういった患者さんよくいるよね。いつも対応に困るんだけど…。」という患者像を多職種でイメージでき、その具体的な解決策または対応を見つけ出すことで、それに関連した地域個別性の高い問題の70%に対応できるといわれています。是非、セミナーで体験してみて下さい。皆さんの地域ならではの地域包括ケアが実践できるかもしれません。
WS4. プライマリ・ケア場面におけるうつ病の早期介入と自殺予防~メンタルヘルス・ファーストエイドの理解と活用~
九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 九州大学先端融合医療レドックスナビ研究拠点 特任准教授 加藤 隆弘
国立病院機構肥前精神医療センター デイケア室長 久我 弘典
国立病院機構肥前精神医療センター 非常勤医師 高尾 碧
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 早川 宏平
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 金子 祥恵
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 久保 浩明
三重県こころの医療センター 医師 長 徹二
高嶺病院 医師 田中 増郎
高知大学医学部神経精神科学教室 医師 須賀 楓介
京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学講座(精神医学) 大学院生 中神 由香子
国立病院機構肥前精神医療センター デイケア室長 久我 弘典
国立病院機構肥前精神医療センター 非常勤医師 高尾 碧
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 早川 宏平
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 金子 祥恵
九州大学九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野 大学院生 久保 浩明
三重県こころの医療センター 医師 長 徹二
高嶺病院 医師 田中 増郎
高知大学医学部神経精神科学教室 医師 須賀 楓介
京都大学大学院医学研究科 脳病態生理学講座(精神医学) 大学院生 中神 由香子
メンタルヘルス・ファーストエイドとは、メンタルヘルスの問題を抱える人に対して、専門家に相談するまでの間に行う「こころの応急処置」としてオーストラリアで開発されたプログラムである。メンタルヘルスに関わる症状を認識し、どのような初期支援を提供し適切な専門家支援へ導くかという対応法、「り・は・あ・さ・る」という5つの基本ステップを学ぶ。本ワークショップでは、プライマリ・ケア場面におけるうつ病の早期介入と自殺予防におけるメンタルヘルス・ファーストエイドを実際に演習する。
WS5. 乳幼児健診ことはじめ 定員に達しました
医療法人博愛会 頴田病院 一ノ瀬 英史
飯塚市立病院小児科 牟田 広美
医療法人博愛会 頴田病院 金 弘子
医療法人博愛会 頴田病院 松島 和樹
こどもクリニックもりた 森田 潤
飯塚市立病院小児科 牟田 広美
医療法人博愛会 頴田病院 金 弘子
医療法人博愛会 頴田病院 松島 和樹
こどもクリニックもりた 森田 潤
乳幼児健診を自信を持ってやっていますか?
このワークショップでは、乳幼児健診を始めて間もない方や、体系立てて学んだことがない方を対象に、「何となくしている健診」が「自信をもってできる健診」に変化するべく挑戦します。子供の正常な発達はどうなのか?異常との境界はどこか?などの知識の整理を行います。さらに、一部ハンズオンを交えながら診察手技の確認を行います。
このワークショップでは、乳幼児健診を始めて間もない方や、体系立てて学んだことがない方を対象に、「何となくしている健診」が「自信をもってできる健診」に変化するべく挑戦します。子供の正常な発達はどうなのか?異常との境界はどこか?などの知識の整理を行います。さらに、一部ハンズオンを交えながら診察手技の確認を行います。
WS6. common disease:新薬に飛びつかない生活習慣病のミカタ 定員に達しました
沖縄県立中部病院 プライマリケア・総合内科 本村 和久
沖縄県立北部病院 横山 和樹
沖縄県立宮古病院 島袋 彰
飯塚病院 総合診療科 部長 井村 洋
沖縄県立北部病院 横山 和樹
沖縄県立宮古病院 島袋 彰
飯塚病院 総合診療科 部長 井村 洋
糖尿病、脂質異常症、高血圧症などの生活習慣病に対して次々に新薬が発売されていますが、新薬=良薬なのでしょうか。情報の氾濫の中で、本当に患者さんに必要な医療を考えるワークショップです。これで明日から広告には騙されない?
WS7. 指導医養成講習会
プログラム運営・FD委員会および指導医養成講習会協力委員
※認定指導医の新規・更新認定に必要な受講歴に算定されます。(専門医、認定医の更新のための生涯教育単位にはなりませんのでご注意ください。)
内容や講習会の年間計画につきましては、指導医養成講習会のページでご案内しますので、ご参照下さい。
http://www.primary-care.or.jp/nintei_in/kousyu.html
内容や講習会の年間計画につきましては、指導医養成講習会のページでご案内しますので、ご参照下さい。
http://www.primary-care.or.jp/nintei_in/kousyu.html
WS8. 本当に分かるための漢方ワークショップ 定員に達しました
熊本赤十字病院 総合内科副部長 総合診療科副部長 加島 雅之
三重大学医学部附属病院総合診療科 北村 大
東京保健生活協同組合 根津診療 今藤 誠俊
愛媛県立中央病院総合診療科 総合内科 角藤 裕
愛媛県立中央病院総合診療科 総合内科 清水 元気
岡山家庭医療センター 江口 智子
三重大学医学部附属病院総合診療科 北村 大
東京保健生活協同組合 根津診療 今藤 誠俊
愛媛県立中央病院総合診療科 総合内科 角藤 裕
愛媛県立中央病院総合診療科 総合内科 清水 元気
岡山家庭医療センター 江口 智子
漢方というと、全体像がつかみにくい、使ったことがある数種類の漢方薬しか使えない、という声をよく耳にします。しかし、それは漢方のちゃんとした体系を学ばずにいるからです。総合診療医・総合内科医であり、漢方専門医・国際東洋医学会理事がプログラムを作成。最初は少しとっつきにくいかもしれませんが、様々な処方を自在に使えるようになれ、さらに自己学習できるようになるための、漢方の基本のシステムをグループワークを中心としたワークショップ形式のセミナーでお伝えします。
WS9. プライマリ・ケア医として最低限知っておくべき女性医療の知識 定員に達しました
静岡家庭医養成プログラム指導医 綱分 信二
浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座特任助教 鳴本 敬一郎
静岡家庭医養成プログラム指導医 堀江 典克
静岡家庭医養成プログラム 棚橋 信子
静岡家庭医養成プログラム 野村 朋加
浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座特任助教 鳴本 敬一郎
静岡家庭医養成プログラム指導医 堀江 典克
静岡家庭医養成プログラム 棚橋 信子
静岡家庭医養成プログラム 野村 朋加
プライマリ・ケアの現場でよく遭遇する女性特有の問題について最低限押さえておくべき知識を獲得し、明日からの外来診療で役立てていただくことを目的としたセッションです。
具体的には思春期、成人期、老年期のそれぞれでよくある問題の外来マネージメントが理解でき、さらにそれぞれの年代で優先順位の高いヘルスメンテナンスの介入ができるようになることを目指します。
具体的には思春期、成人期、老年期のそれぞれでよくある問題の外来マネージメントが理解でき、さらにそれぞれの年代で優先順位の高いヘルスメンテナンスの介入ができるようになることを目指します。
WS10. あなたのリーダーシップは機能していますか?
まどかファミリークリニック 加藤 光樹
飯塚病院 大杉 泰弘
松口循環器科・内科医院 松口 武行
松口循環器科・内科医院 立石 紀子
飯塚病院 大杉 泰弘
松口循環器科・内科医院 松口 武行
松口循環器科・内科医院 立石 紀子
変化する不確実性の高い環境において組織を導いていくためには、効果的なリーダーシップが求められます。しかし実際のところ、スタッフとの関わりを振り返った際に、うまくいかないと感じることはないでしょうか?このワークショップでは、実際にリーダーシップを発揮する立場にある医師・看護師をシンポジストとして招き、組織の成長段階や組織構成員の性質などを切り口としながら、どういった場合にどのようなリーダーシップ行動が求められるのかをフロアとともに検討していきます。