日本プライマリ・ケア連合学会

専門医・認定医・指導医制度

新・家庭医療専門医/家庭医療専門医

ポートフォリオについて(新制度)

新・家庭医療専門医制度においては、以前の後期研修制度で用いていた簡易事例報告はありません。その代わり詳細事例報告は20例に対して行っていただきます。領域は以下の通りです。

各領域1つずつ提出
1. 未分化な健康問題
2. 予防医学と健康増進
3. 慢性疾患のケア
4. 多疾患併存
5. 長期的な全人的関係に基づくケア
6. 患者中心の医療
7. 家族志向のケア
8. 地域志向のプライマリ・ケア
9. 障害とリハビリテーション
10. 臨床における教育と指導
11. EBMの実践
12. チーム医療・ケアの調整や移行
13. システムに基づく診療
14. メンタルヘルス
15. 健康の社会的決定要因とアドボカシーおよびアクセス
16. 医療者自身のケア
以下はa、bいずれか1つを提出。
17a. 複雑困難事例のケア
17b. 統合されたケア
18a. 高いプロフェッショナリズムに基づく行動
18b. 倫理的に困難な意思決定を伴う事例のケア
19a. セクシャルヘルス/性を考慮したケア
19b. 思春期のケア
20a. 緩和ケア
20b. 人生の最終段階におけるケア

ルーブリックと方針はこちらになります
新家庭医療専門医ポートフォリオ2023年受験者用ルーブリック(2024年度試験にも適用されます)
ポートフォリオ事例評価についての方針(2024年度試験にも適用されます)

なお、以前のアナウンスでは在宅症例を何例か入れることを要件とすることを謳っていたことがありましたが、評価に支障が生じるため、在宅、外来などの症例をバランス良く含めていただくようにお願いするのみとなりましたので、併せて申し添えておきます。

家庭医療専門医試験は、電子的なウェブフォームへ入力いただく形式のみで受け付けます。2023年度に受験可能な方は、マイページよりフォーム入力頂けます。

直接入力頂くより下書きをされることをおすすめいたします。下書き用ファイルをご利用ください。

ご不明な点がございましたら、事務局までご連絡ください。

重要
  • 2023.12.4 新家庭医療専門医ポートフォリオ2024年受験者用ルーブリックについて掲載しました