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セミナー

若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

プログラム 第6回 若手医師のための家庭医療学冬期セミナー

2月19日(土)
2月20日(日)
8:45~
10:15
WS22
BPS
WS23
診断症候学
WS24
診断カンファ
WS25
禁煙支援
WS26
AI
WS27
心肺蘇生
WS28
ジャーナルクラブ
休憩・移動
10:30~
12:00
全体講演II 地域医療の刷新―地域協働型プライマリ・ケアのススメ―
日本プライマリ・ケア連合学会 理事長/北海道大学 名誉教授 前沢政次先生

セミナー詳細

1日目(2月19日(土))
全体講演I 仲間を増やす地域医療へ
福井大学医学部附属病院 副院長/地域医療推進講座 教授 寺澤秀一先生
 家庭医を目指される若手医師の皆さんに、研修カリキュラム、学ぶ姿勢、後輩や他職種への教育姿勢、恩師や応援者、地域の人たちとの接し方などについて、自分の医学生時代から今日までの医師人生を振り返り、医師としての知識、技術の習得よりも、人間力の習得が重要であることをお話したいと思います。
WS1 一歩進んだポートフォリオ作成とその支援
医療生協家庭医療学レジデンシー・東京 藤沼康樹先生
 ポートフォリオのエントリーになる事例の探し方、文献検索・読み込みとモックアップの作り方、実際の仕上げまで、シミュレーションいたします。特にポートフォリオ作成指導に取り組む指導医の先生の参加を期待します。
WS2 一歩進んだコミュニケーション技法
京都家庭医療学センター 京都民医連中央病院 髙木幸夫先生
太田 敦先生
京都家庭医療学センター 京都協立病院 玉木千里先生
宮川卓也先生
中村琢弥先生
京都家庭医療学センター たんご協立診療所 寺本敬一先生
加藤修治先生
京都家庭医療学センター 膳所診療所 佐々木隆史先生
 コミュニケーションは、患者―医師関係構築の重要な要素であり、情報収集および患者教育のツールです。良好なコミュニケーションが行われれば、診療が有効なものになりますし、患者満足度が向上し、訴訟のリスクも低下します。
 このセッションでは、コミュニケーションの中でもやや難易度の高い、がんの告知(Bad neWS telling)を取り上げ、構造化したコミュニケーションを経験します。このWSで、あなたの面談力をスキルアップしてください!
WS3 若手医師のためのNLPワークショップ
多摩ガーデンクリニック小児科 杉原 桂先生
東京女子医科大学病院 神経精神科・心身医療科/化学療法・緩和ケア科 金井貴夫先生
 患者さんとラポール(心理的絆)をとる方法、ミスコミュニケーションの原因と、どこに意識をおけば医療コミュニケーションが円滑にいくかについての体験型WSを行う。このWSを通じて若手医師に診察室で必要な、しかしオスキー等では学べない医療コミュニケーションを身につけてもらう。
WS4 診察室で解説できるEvidence-basedな情報の見分け方
自治医科大学地域医療学センター 准教授 三瀬順一先生
自治医大附属病院総合診療部・地域医療後期研修プログラム シニアレジデント 漆原由佳先生
高橋 毅先生
 誠実に診療していると、患者さんからいろいろなことを質問されます。その時、「専門外なのでわかりません。」と言わないで済めば、信頼感がぐっと増すでしょう。最近では、朝のニュースで流れた医療情報について午前の外来で聞かれることも多くなりました。そんな時、どうしていますか。
 マスコミに流れたニュースについて、臨床上の疑問の解決のために家庭医が使いこなすEBMの手法を使って、診察室での質問に適切に答える方法をワークショップ形式で考えます。
 題材として、高脂血症の治療、肺がんの治療、前立腺がんのスクリーニングなど、この1年のトピックを考えています。
WS5 ちょっと気になるこどものミカタ~発達障害の基礎知識
広島大学病院 総合内科・総合診療科 山崎あい子先生
松田聡介先生
酒井荒太先生
横林賢一先生
 一般診療所の外来において、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、アスペルガー症候群などの発達障害を有する子供にしばしば遭遇する。例えば、落ち着きがなく走り回る子供への予防接種の実施や、他者との関わりを嫌い不登校となった子供の相談を親から受けるなど、発達障害を疑わせる子供やその親の対応に困惑した経験を持つ医師も少なくないであろう。本ワークショップでは、発達障害の基本概念、診療上の対応や相談に乗る際のポイント等をレクチャーとロールプレイにより学習する。
WS6 地域を中心に医療を叫ぼう!-自宅で長く生活を送るためにできること-
関西リハビリテーション病院 佐藤健一先生
 高齢者を長期的にフォローしていると、転倒や骨折、脳卒中、感染症など様々なイベントが起こります。しかも突然起きるとは限らず、気づかないうちに進行する場合もあります。それに対し、原疾患の治療に介入し退院させるだけでは完璧とは言えません。自宅での生活をより充実させるために、在宅ケアの視点・住環境評価の視点・廃用症候群へのリハ的視点を一緒に学んでいきましょう。明日からの外来・訪問診療時の視点が変わります。
WS7 家庭医が診るプライマリ整形OSCE
岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 大倉佳宏先生
岡山家庭医療センター 津山ファミリークリニック 所長 田中久也先生
岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 副所長 吉本 尚先生
岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 木島庸貴先生
朝戸俊行先生
 家庭医の診療所には、整形外科の看板を掲げておらずとも、腰や膝の痛みなどの整形外科領域の主訴もった患者さんが受診してきます。整形外科的診察やマネジメントなどに、苦労した経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
 奈義ファミリークリニックでは、off the job trainingとして毎年、後期研修医を対象に整形OSCEを行い、診療の質を向上・維持しています。今回のWSでは皆さんにもそのOSCEを体験していただき、明日からの外来で役立つ!整形的診察を一緒に学びましょう!若い先生・研修医向けです。
WS8 家族志向のプライマリ・ケア「実践編」
岡山家庭医療センター 奈義ファミリークリニック 所長 松下 明先生
岡山家庭医療センター 湯郷ファミリークリニック 副所長 田原正夫先生
岡山家庭医療センター 奈義・湯郷ファミリークリニック 後期研修医 松坂英樹先生
岡山家庭医療センター 津山中央病院・津山ファミリークリニック 後期研修医 藤谷直明先生
 家族志向のケアは家庭医療後期研修プログラムにおいて必須の教育項目になっています。しかしながらこの領域に自信を持って日々の診療・教育を行うには、いくつかの枠組みを持つことが重要です。
 家族図の読み方・書き方、家族ライフサイクルの活用法、個人に対する家族志向のケア、診療に付き添ってきた家族とのコミュニケーションなどプラクティカルで後期研修医と指導医に役立つ「家族志向のケア実践のためのコツ」を伝授します!
WS9 SEA(Significant Event Analysis)を研修医の臨床推論能力の向上にどう活用するか?
札幌医科大学 地域医療総合医学講座 松浦武志先生
 成人教育において「振り返り(Reflection)」は非常に大切とされています。また、振り返りの方法として、SEAは効果的であるといわれています。当院では研修医の臨床推論能力の教育のため、SEAの手法を用いたヒヤリハットカンファレンスを1-2回/月で定期的に開催しています。ヒヤリとした症例やハッとした症例から学ぶことは多く、誰もが必ず陥るピットフォールやそこから得られるクリニカルパールを共有します。また、カンファレンスの実演を通して、その運営のためのポイントなどをご紹介します。SEAや教育カンファレンスを体験してみたい方や、カンファレンスの運営をしてみたい指導医の方にもおすすめです。
WS10 マクウィニーを語る第二弾「間主観」~家庭医ならではの医師・患者関係~
北海道家庭医療学センター 草場鉄周先生
安藤高志先生
佐藤弘太郎先生
宮地純一郎先生
 今までに皆さんは患者さんから人間的に影響を受けたり、それを通じて成長した経験はありますか?
 むしろ、患者さんの考え方や発言が原因で、共感的に接することを難しく感じたり、外来に向かう際に憂鬱な気持ちになったという方もいるかもしれません。
 そもそも、医師は患者さんのIllness(病い体験)と接する時、どんな影響を受けるのでしょうか?
 その影響をよりよいものへ変えていくには、どんな心構えが必要なのでしょうか?
 このWSでは皆さんの臨床経験を出発点とし、この問いを考えたいと思います。
 家庭医の言葉になじみがない方も、得られるものがあるはずです。
ご気軽にご参加下さい。
キーワード…間主観(Intersubjective)、医師・患者関係、自己洞察、プロフェッショナリズム
WS11 外来で根拠に基づいた予防医療を実践する
勝川ファミリークリニック 北村和也先生
筑波メディカルセンター病院 総合診療科 斉藤さやか先生
長崎医療センター 総合診療科 向原 圭先生
 予防医療は家庭医療を実践する上で大きな柱のひとつですが、残念ながら外来におる予防医療の重要性やその実践について十分な教育がされてこなかったために、実践している医師はまだ少ないと私たちは考えています。今回のワークショップでは、根拠に基づいた予防医療の概念、重要さについて理解を深め、外来で行うべき予防医療の実践について、具体的な事例を元に参加者全員で討論したいと考えています。
WS12 家庭医必須の婦人科外来手技と知識
静岡家庭医養成プログラム 佐野 潔先生
鳴本敬一郎先生
新井大宏先生
綱分信二先生
 家庭医療専門医に必須な外来婦人科診療における手技知識の習得を目標とします。
 家庭のひとり主治医となるためには家庭内のメディカルディシジョンメーカーであるお母さんとの信頼関係を築く事は重要という点を考え、また思春期・成人女性の様々な問題にも役に立つという目的で、今回は産科ではなく日本の一般医が苦手とする婦人科問題の診断治療を家庭医ならこれだけできる必要があるというレベルでお話ししたいと考えます。
WS13 Diagnostic Presentation
江別市立病院総合内科主任部長/北海道総合内科医教育センター長 濱口杉大先生
江別市立病院 総合内科 若林崇雄先生
北海道家庭医療学センター 後期研修医 福井慶太郎先生
江別市立病院 総合内科 後期研修医 加藤隼悟先生
 診断に迫るプレゼンテーションを勉強するWSです。問診をする医師と患者の会話文が書かれたいくつかのシナリオをグループで検討し、それをある程度決まったプレゼンテーションの形に整理して発表するというものです。そのプレゼンテーションの形とは徹底的に診断にこだわったものであり、Opening Statementから作成し、診断に関係のない部分は極力省いたものを作成し、またプレゼンターが考える鑑別疾患までが聴衆に分かるようにプレゼンします。これらを発表してみんなでプレゼンを振り返ったり鑑別を考えたりします。
WS14 不定愁訴(MUS)に対する診断・治療・マネージメントの能力向上講座
東京女子医科大学病院 神経精神科・心身医療科/化学療法・緩和ケア科 金井貴夫先生
 内科一般外来や救急外来を受診する不定愁訴(MUS;Medically unexplained symptoms)の患者に関して、PBL(Problem Based Learning)形式で診断、治療、マネージメントについて展開します。その中で、睡眠障害、抑うつ、身体表現性障害などに関する知識を体系化し、患者の希死念慮や自他の陰性感情にも適切に対応できるようなレベルを目指します。精神疾患と誤診されやすい身体疾患についても抽出し、その傾向と対策について提案します。受講後は、「対応困難患者」への対応力も向上することが予想されます。
WS15 家庭医療“超”入門
恵寿総合病院 家庭医療学センター長 吉岡哲也先生
 「家庭医ってよく聞くけど、一体何?」「患者中心の医療とか家族志向のケアとか勉強したけど、家庭医の診療がイメージできない」「家庭医って本当に誰でも診られるの?」「開業したけど、家庭医って自分のやろうとしていることのような気がする」といったような方々と、家庭医療の現場を紹介しながら、家庭医のやりがい、楽しさなどを交えてより感覚的に家庭医療の理解を深めていきます。また参加者それぞれの立場から家庭医になるための方法も探っていきましょう。
WS16 みんなのビジネス塾 -超初心者編-
飯塚頴田家庭医療プログラム責任者 井村 洋先生
頴田病院 院長 本田宜久先生
 あなた個人の働きが、病院の経営にどの程度貢献しているかご存知ですか? それが、病院や診療所において、どのように利用されているか分かりますか?また、収益がどのように利用され、どのくらい残るのかが掴めますか?  プライマリケア医にとっては、こんなことを理解した上で、経営サイドと相談・交渉する技能が、必要になります。全くの初心者でも理解できるように、内容をデザインしてみました。一緒にワークしましょう。
WS17 臨床倫理ワークショップ
熊本大学大学院生命科学研究部 生命倫理学分野 浅井 篤先生
国立病院東京医療センター 臨床研修科 尾藤誠司先生
 本WSでは参加者が臨床倫理の基本的知識を身に付け、現場における問題を的確に認識し適切かつ迅速に対応することで、患者ケアの包括的アウトカムを向上させる能力を身につけることを目的とする。医療現場における人間と生命に関わる重要概念を深く考え、オープンに話し合い、取るべき選択肢をともに考える機会としたい。国際雑誌New England Journal of Medicineの「Clinical Decisionsセクション」で議論されたケース(2009;360:527-531)をディスカッションの対象として取り上げる予定である。
WS18 プログラム評価:測定の難しい取り組みの良し悪しを決めるには?
東京大学医学教育国際協力研究センター 大西弘高先生
三重大学医学部附属病院 総合診療科 矢野桂子先生
西武文理大学 サービス経営学部 健康福祉マネジメント学科 安田節之先生
 家庭医療後期研修、診療所の質改善など、量的に表しにくいプログラムに 取り組み、その評価に関心を抱いた人は多いだろう。研究的な方法論を学べば、やったことがよかったのか悪かったのか、どこを改善すればいいのかといった基本的な質問に答えられるかというと、そうとは限らない。このワークショップでは、ロジックモデルを用いた方法論を実際に運用しながら、プログラム評価の枠組みについて理解してもらうことを目標としたい。
WS19 "家庭医だからこそできる"妊娠前から出産後までの親子・家族への関わり方
耳原総合病院 小児科 児玉和彦先生
亀田ファミリークリニック館山 看護師・助産師・国際認定ラクテーションコンサルタント(IBCLC)
上川万里子先生
三浦海岸つばさクリニック 篠原 翼先生
名古屋大学医学部附属病院 総合診療科 田口智博先生
●家庭医は、
(1)妊娠前の女性を診療する機会が多くあるため、妊娠前から健康な妊娠のために関わることできる。
(2)妊娠以外の問題にも同時に対応できる。
(3)出産後はお母さんと赤ちゃんを含めた家族みんなをみることができる。
 このように妊娠前から出産後までを通して、お母さんも赤ちゃんも他の家族もみんな一緒にみることができるのは、家庭医としての醍醐味です。この魅力ある関わりを皆さんで一緒に学び、感じ、実践してみませんか?もちろん、妊婦検診など産婦人科診療に普段関わることが少なくてもためになるポイント満載です!!
WS20 リンパ節診察のPearls
飯塚病院総合診療科 診療部長 清田雅智先生
 リンパ節の診察は、プライマリケアー医にとって日常的に起こることだと思います。実際には多くのリンパ節腫脹反応性なので、深く考えないことも多いかと思います。しかし、時々鑑別に苦慮する事例が存在するのも事実だと思います。
 今回リンパ節にスポットを当てたケースカンファランスを企画します。実際に私が経験してきたケースを題材に、スモールグループでの討議してもらい、鑑別疾患を掘り下げる作業を行いたいと思います。
WS21 ~家庭医的開業セミナー~開業というキャリアをもっと身近に感じよう
多摩ファミリークリニック 大橋博樹先生
 あなたの10年後のキャリアはもう決まっていますか?家庭医になるために勉強しているけど、10年後の夢というと…。日本の家庭医療の現場を支えているのは何と言っても開業医です。皆さんのキャリアプランに「開業」という文字があるのはとても自然なことなのです。でも、なんとなくリスクがありそうで…という方も多いはず。
 家庭医療の研修を行い、2010年4月に開業した講師とともに、開業というキャリアについて考えてみませんか?
 難しい経営の理論などは極力なしにします。超入門編としてどんな魅力があるか?困難は?資金ってどのくらい必要なの?など、ざっくばらんにディスカッションしましょう。にっぽんの家庭医を作り上げるのはまさに皆さんの世代です!
2日目(2月20日(日))
WS22 BPSモデル(生物心理社会モデル:biopsychosocial model)とシステム理論
鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山 岡田唯男先生
兵庫民医連家庭医療学センター アドバイザー 守屋章成先生
北中城若松病院 富浜有香先生
更別村国民健康保険診療所 副所長/北海道家庭医療学センターフェロー 松井善典先生
(準備のみ、当日不参加)
 「BPSモデルは医学的診断(生物)、精神状態(心理)、置かれた状況(社会)を抜け落ちなく考えることでバランスよく患者さんをケアするための枠組み」ととらえている方へ。BPSモデルの本当の意味はもっと深いところにあります。BPSモデルの基礎となったシステム理論について紹介するとともに、BPSモデルの本質的な理解と運用、また、患者ケア以外への応用について考察を深めたいと思います。「すぐに役立つ」ではなく、「より深い理解」を希望する方対象。
WS23 在宅診療・診療所診療はシャーロックホームズ
大津ファミリークリニック院長/洛和会音羽病院非常勤医師 谷口洋貴先生
 在宅診療・診療所診療、とくに在宅診療では、病歴聴取や身体所見のみで病態把握や診断をしないことが多々あります。病院での研修で、その基本は学び身につけることができますが、さて実際の在宅診療でどう使うのか?患者さんのちょっとした一言、うっかりチラ見で見つけた所見が”major clue”になることも!?・・・軽視しがちなバイタルサインなどもお話しできたら、と思っています。
WS24 Closed Questionで切る臨床診断学カンファレンス
千葉大学医学部附属病院総合診療部 助教 大平善之先生
千葉大学医学部附属病院総合診療部スタッフ
 病歴聴取ではOpen-ended questionの重要性が強調されることが多いが、疾患の鑑別のためにはClosed questionを用いて、効率的に各疾患のrule-in、rule-outを行う必要がある(病歴情報は、感度が高いため、特に疾患のrule-outに有用である)。
 当ワークショップでは、Closed questionを駆使した診断推論を学習する。
具体的には症例提示の下、必要な病歴情報をスモールグループで議論し、鑑別診断、最終診断に至る過程を体験する。
WS25 明日からできる禁煙支援~あらゆる行動変容ステージに対応できます~
長崎大学病院 総合診療科 助教 門田耕一郎先生
かとうクリニック 院長 加藤正隆先生
金沢大学附属病院 総合診療部・総合診療内科 准教授 野村英樹先生
 プライマリケアは、医療者として喫煙者の全ての行動変容ステージに関与できるユニークな存在です。本WSでは、標準的な禁煙保険診療のみならず、前熟考期~熟考期の患者さんへのアプローチや、一般診療の枠内での禁煙実行支援、および実行期の患者さんの新ライフスタイル確立支援の方法を ロールプレイで学び、プライマリケアの禁煙支援の楽しさを共有したいと思います。また、若年者の喫煙開始や、受動喫煙を予防する上での家庭医療の ユニークな役割についても考えていきます。
WS26 We are great!~楽しく変化を起こすためのアプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)~
Cardiff University、School of Engineering 田頭弘子先生
北足立生協診療所(医療生協家庭医療学レジデンシー・東京) 孫 大輔先生
王子生協病院 初期研修医 密山要用先生
 より良いケアを提供したい、自分の組織をもっと素晴らしい場所にしたい。そのために モチベーションを高めたいけど、なかなか難しい。そんな若手家庭医の皆さんに、 アプリシエイティブ・インクワイアリー(AI)をご紹介します。セッションを通じて、 「穴があるから埋める」という従来の問題解決方法から「夢があるから道を作る」と いう方法への入り口を体験してみませんか?AIの概要や実例もご紹介する予定です。 皆様の参加をお待ちしています。
WS27 知ってるつもり!?心肺蘇生~一歩踏み込んだ理解を目指して、型通りの心肺蘇生からの卒業~
洛和会音羽病院 総合診療科 西澤徹先生
 日本に心肺蘇生のガイドラインが本格的に導入されて約10年になります。簡便なアルゴリズムという取っ付きのよさもあり爆発的に普及しました。しかし「胸骨圧迫はなぜ2分交代なのか?」、「アドレナリンはなぜ体格を問わず全員1mgなのか?」など意外と丸暗記していませんか?本セミナーではガイドラインを理解する上での背景や知識を一歩踏み込んでQ&A方式で双方向性により深く学習します。(ガイドライン2010についても学習します)
WS28 1分でできるジャーナルクラブ~サプリメントのエビデンス~
東京北社会保険病院 名郷直樹先生
医療法人社団実幸会 石橋クリニック 福士元春先生
 日本語論文要約サービス「CMECジャーナルクラブ」を用いて、EBMスタイルジャーナルクラブの基本を学んでみませんか。今回は乳酸菌やビタミンなどサプリメントの論文を例に取り上げたいと思います。
 CMECジャーナルクラブ http://www.cmec.jp/cmec-tv/
全体講演II 地域医療の刷新-地域協働型プライマリ・ケアのススメ-
日本プライマリ・ケア連合学会 理事長/北海道大学 名誉教授 前沢政次先生
  地域医療の崩壊が叫ばれて久しいが、改善はまだ霧の中である。プライマリ・ケア担当者には、患者・家族に対するケアの質を高める能力とともに、対象地域全体を視野に入れ、地域の資源を引き出し、共に汗水流して健康的な地域づくりを遂行する能力も求められる。
 自験例を基に具体的な地域へのアプローチ方法、築いてきた理念、協働者能力開発について解説する。