日本プライマリ・ケア連合学会

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セミナー

春季・秋季生涯教育セミナー

プログラム 第15回 秋季生涯教育セミナー

 11月11日(土)
14:00 受付開始
15:00~
16:30
講演Ⅰ
家庭医講演
講演Ⅱ
多職種連携
WS1
プライマリ・ケア看護学1
WS2
プログラム責任者向けWS
  休憩・移動
16:40~
18:10
講演Ⅲ
地域包括ケアシステム
講演Ⅳ
意識障害に強くなる

18:30~
20:30

懇親会
 11月12日(日)
8:30 受付開始
9:00~
12:00
WS3
Common disease

定員に達しました
WS4
標準薬物治療

定員に達しました
WS5
診断エラー防止

定員に達しました
WS6
ウィメンズヘルス

WS7
臨床研究

WS8
医療人類学

WS9
乳幼児健診

定員に達しました
WS10
医師のための会計学

WS11
外国人診療

WS12
不定愁訴に強くなる

定員に達しました
WS13
プライマリ・ケア看護学2

WS14
渡航医学

12:00~
12:50
【インスリン抵抗性をマネジメントするために 〜DM生涯教育コースの御案内も兼ねて〜】(聴講無料・先着50名・ご昼食持ち込み可)

講師:Tony O’Sullivan先生 (家庭医、iHeed社 プライマリ・ケア糖尿病生涯教育コースプログラム運営責任者)
司会:Brian O’Malley (iHeed社 教育テクノロジーコンサルタント)
コーディネーター:草場鉄周 (北海道家庭医療学センター)

インスリン抵抗性をマネジメントすることは医師、患者双方にとって大きな挑戦である。
本講演では構造化されたケアの必要性、キーとなる課題、そして最新の研究と治療オプションに関する議論を通じてインスリン抵抗性への理解を深める機会を提供する。
講演はインターネット映像で配信され、オンライン学習提供のリーダーであるiHeed社によってファシリテートされる。
講演後は、オンライン学習と対面式学習がブレンドされた学習方法を活用する糖尿病生涯教育コースについて、短時間のディスカッションと質疑を提供する。
13:00~
16:00
WS15
指導医養成講習会

定員に達しました
WS16
ポリファーマシー

WS17
Multi-morbidity時代の高齢者診療

定員に達しました
WS6
ウィメンズヘルス

WS18
ものがたり在宅医療

WS19
臨床推論の考え方

WS9
乳幼児健診

定員に達しました
WS20
動機づけ面接入門

定員に達しました
WS21
健康の社会的決定要因

WS22
骨粗鬆症診療

WS23
プライマリ・ケア看護学3

WS24
心電図

定員に達しました

   は医師対象、   は医師以外の職種も対象、プライマリ・ケア認定薬剤師指定講座、   はプログラム責任者対象

《看護学ワークショップ(WS1、WS13、WS23)は連続受講を推奨しております。9月25日~10月1日までは看護学1~3全てを受講される方のみ申込受付致します。10月2日より単独受講の申込も受付致します。》



11月11日(土)
講演I.【家庭医講演】 家庭医として目指しているもの、そして頭痛について、語学について
札幌医大 医療人育成センター教養教育研究部門(英語担当)  木村 眞司
 僻地で働く家庭医を目指してずっとやって来ましたが、今は大学に籍を置き、ナント英語を教えることに! 私がつねづね目標としていること、今取り組んでいることなどについてお話しできればと思います。そして頭痛診療や語学学習、その他もろもろのこともカバーします。英語でもちょっとやってみましょう!
講演Ⅱ. 自分たちの地域を多職種連携と学びの盛んな地域に変えていくには
宮崎大学医学部 地域医療・総合診療医学講座  吉村 学
多職種協働委員会メンバー
 平成30年4月から各市町村において医療と介護の連携推進事業が行われることになっています。各市町村担当者は地域内の関係者と力を合わせて各種事業の展開を迫られています。
 当学会の会員である多職種専門職のみなさんは重要なパートナーとして活躍することが求められていると考えます。この講演では、現状で行われている多職種連携の研修会の取り組みやコーディネーター役に求められるスキルやノウハウ、また先ごろ報告された多職種連携のコンピテンシーなどを交えて具体的な例を示しながら参加者にとって有用な情報を提供できればと考えます。
講演Ⅲ.病院に求められる地域包括ケアシステムとの連携
沖縄県立中部病院感染症内科  高山 義浩
 これからの日本社会において、地域包括ケアシステムの活性化が重要なカギであることは間違いない。急速な高齢化と医療需要の増大が見込まれるなかにあって、従来の「病床を増やして受けて立つ」という考え方では限界がみえているからだ。老いや死へのプロセスを「病」にすりかえず、生活者のまま向き合ってゆける社会、それをそっと支える医療。本講演では、当院における急性期病院としての取り組みを一つの事例として紹介したい。
講演Ⅳ.意識障害に強くなる
高松少年鑑別所  池田 正行
 意識障害が診られるようになったら一人前だ。研修医時代、指導医からよくそう言われたものでした。でもどうやったら一人前になれるのか、誰も教えてくれませんでした。今はどうでしょう。どんな昏睡患者さんが来ても、「MRIを撮って異常があれば脳外科医、異常がなければ神経内科医を呼べばいいや」なんて、誰も思っているわけではないでしょうが、だからといって誰かが意識障害の診方を教えてくれるわけではないようです。
WS1. プライマリ・ケア看護学を学ぼう!1
岡山家庭医療センター  松下   明
広島大学  高濱  明香
広島大学大学院 成人看護開発学  森山 美知子
北野病院  中山  法子
プライマリ・ケア看護師養成プロジェクトチームのプロダクトとして、南山堂から【プライマリ・ケア看護学(基礎編)】が昨年出版されました。
 プライマリ・ケアにかかわる診療所、中小病院、訪問看護、施設など様々なエリアで活躍される看護師さんに、これだけのことをカバーして欲しいという想いを詰めた内容となっています。昨年に引き続き、秋季セミナーでこの本を使って学びを深めるセッション第2弾を3時間×3コマと贅沢な枠組みで提供します。
 
III-5 喫煙・アルコール 60分 (広島大学 高濱明香先生)
III-5 不整脈・栄養 III-6 糖尿病・CKD・COPD・CHF・筋骨格 120分 (広島大学 森山美知子先生・北野病院 中山法子先生)
WS2. プログラム責任者に役立つ知識・態度・技術を学ぼう!
岡山家庭医療センター  松下  明
愛媛生協病院 家庭医療科  原  穂高
筑波大学  横谷 省治
藤田保健衛生大学  大杉 泰弘
自治医科大学  三瀬 順一
長崎大学病院 へき地病院再生支援・教育機構 平戸臨床教育拠点  中桶 了太
≪参加対象:プログラム責任者ご本人≫
※申込フォームの【職種】で「プログラム責任者」をご選択の上、お申し込みください。
※※本WSにおいては、当日下記2種類のいずれかの受講証をお渡しいたします。
1.指導医養成講習会の受講歴とする(専門医・認定医更新のための単位は付与されません)
2.専門医・認定医更新のための単位取得とする(3単位)
指導医養成講習会の受講歴として希望される方は、受講後引換票にその旨ご記入の上、受講証とお引換えください。


 プログラム責任者協議会はプログラム責任者向けのWS開催や交流の場の提供を目標に動き始めました。普通の指導医とは違う、プログラム責任者ならではの悩みを解決する場になればと思います。レクチャー+グループ討議の形で、いくつかのテーマを深めたいと思います。プログラム責任者の役割と権限、連携する医療機関との関わり、専攻医のリクルート、専攻医との定期的な振り返りや研修手帳の活用などについてなど、2つのセッションを通して行います。
11月12日(日)
WS3. Common Disease 外来診療 診療ガイドラインとその向こう側 定員に達しました
埼玉医大総合医療センター 救急科  遠井 敬大
聖マリアンナ医科大学病院 川崎市立多摩病院 腎臓高血圧内科  大石 大輔
浜田市国民健康保険あさひ診療所  佐藤  誠
大阪家庭医療センター  長 哲太郎
 Common Diseaseを、プライマリ・ケアの現場で必要な内容に絞って解説します。
 プライマリ・ケアでの外来診療を念頭に置き、現在発行されている診療ガイドラインの要点を紹介し、ガイドラインには書いていないが日常診療で気になるポイントをまとめ、講義形式で解説します。知識の復習にご活用ください。
WS4. 標準薬物治療ワークショップ 定員に達しました
東京女子医科大学 循環器内科  志賀   剛
日本アプライド・セラピューティクス学会会長  緒方  宏泰
明治薬科大学薬学部 薬物治療学  越前  宏俊
立川相互病院 糖尿病・代謝科内科  角南 由紀子
SUBARU健康保険組合太田記念病院 薬剤部  山藤   満
琉球大学大学院 医学研究科  植田 真一郎
高崎健康福祉大学 薬学部  土井  信幸
武蔵野大学 薬学部  小川 ゆかり
余丁町クリニック  堀内  淳子
日本大学医学部附属板橋病院 薬剤部  栃倉  尚広
草加市立病院 薬剤部  茂木  孝裕
草加市立病院 薬剤部  本石  寛行
那須赤十字病院 薬剤部  高野  尊行
 本ワークショップは日本アプライド・セラピューティクス(実践薬物治療)学会との共同開催で、プライマリ・ケアで遭遇するCommon Diseaseの薬物治療の考え方について学ぶことを目的としています。今回は高血圧と糖尿病をテーマに、よくある患者背景や合併症を抱えた患者にどのように薬物治療を組み立てていくか、最新の診療ガイドラインから日常診療で役立つポイントまで織り交ぜながら議論していきます。事前に症例紹介等資料を配布いたします。多くの参加をお待ちしております。
WS5. ドクター○でなくても出来る! システムで担保する診断エラー防止(医療の質・患者安全委員会企画) 定員に達しました
                                                         鉄蕉会 亀田ファミリークリニック館山        岡田  唯男(委員長)
京都大学大学院医学研究科 医療疫学分野 青木  拓也(副委員長)
淀川勤労者厚生協会附属西淀病院 地域総合内科 落合  甲太
飯塚病院 緩和ケア科/地域包括ケア推進本部 柏木  秀行
医療福祉生協連家庭医療学開発センター(CFMD)/久地診療所 喜瀬  守人
福井内科消化器科クリニック 福井 慶太郎
東京都立多摩総合医療センター 救急・総合診療センター 綿貫   聡
獨協医科大学病院 総合診療科診療部・総合診療教育センター 志水  太郎(協力)
 プライマリ・ケアでの患者安全が問題になる(回避可能な実害の発生)のは,主として3領域(投薬時,診断エラー,コミュニケーションの失敗)に集約されるとされています。
 一方患者安全の担保は属人的な能力の向上もさることながら、「人はミスをするもの(To Err is Human)」の大前提のもと、誰が関わっても問題が起きないように「システム」で担保する仕組みが求められます。
 診断エラー(誤診、見逃し、診断遅延など)が、患者安全に関わる問題の一つであるならば、現在の遅れのない適切な診断を担保するための取り組みが個人の臨床推論能力の向上に偏りすぎていることは変だと思いませんか?
 そこで、当委員会は診断エラーの防止を患者安全上の課題として位置付け、「システム」で「チームとして」担保、改善をする仕組みについてみなさんと一緒に考えたいと思います。
 ドクター○のような臨床推論の名人を目指すための技術を身につける場ではありませんのでご注意ください。
WS6. PCOGウィメンズヘルス・ブートキャンプ基本編Part1、Part2
浜松医科大学地域家庭医療学講座  井上 真智子
市立恵那病院産婦人科  伊藤  雄二
高知大学医学部家庭医療学講座  西村  真紀
京都大学医学部附属病院産科婦人科  池田 裕美枝
さんむ医療センター 内科・産婦人科  水谷  佳敬
京都大学大学院医学研究科  寺岡  英美
浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座  鳴本 敬一郎
高茶屋診療所  宮崎   景
浜松医科大学産婦人科家庭医療学講座  城向   賢
恵寿総合病院産婦人科  高多  佑佳
淀川キリスト教病院産婦人科  柴田  綾子
 ウィメンズ・ヘルスは、潜在ニーズが高く、プライマリ・ケアにおける重要領域ですが、体系立てて学ぶ機会が少ないのが現状です。女性医療保健委員会(通称チームPCOG: Primary Care Obstetric Gynecology)では、日常診療で良く出会うウィメンズ・ヘルスを系統的に学ぶためのワークショップシリーズを順次提供していきます。今回は、commonな、女性の腹痛、感染症と皮膚トラブル(性感染症を含む)、妊娠前ケア、妊娠・授乳と薬、産後ケアを扱います。(本ワークショップを受講していただいた方には、女性医療保健委員会より認定を発行します。)
WS7. 臨床研究デザイン道場:診断の予測指標の作り方を学ぶリターンズ
佐賀大学医学部地域医療支援学講座  杉岡  隆
兵庫県立尼崎総合医療センター呼吸器内科・臨床研究推進ユニット  片岡 裕貴
福島県立医科大学白河総合診療アカデミー  高田 俊彦
福島県立医科大学 臨床研究イノベーションセンター  高橋  世
昭和大学内科学講座腎臓内科部門(藤が丘病院)  西脇 宏樹
公立小野町地方綜合病院  添野 祥子
三重大学大学院医学系研究科 地域医療学講座  加藤 大祐
上京診療所  草野 超夫
京都大学医学部附属病院 臨床研究教育・研修部  山本 舜悟
<申し込み条件>
 R commander(http://www.rcommander.com/)をインストールしたノートPCを持参できること
 事前に配布する動画(30分程度)を視聴できること
<内容>
 診断の予測指標(プレディクションルール)は、病歴や身体所見、検査等の情報を組み合わせてスコア化し、疾患の診断や重症度を判断するためのサポートツールで、プライマリ・ケア診療において非常に有用なものです。近年予測指標に関する研究は急速に進歩し、ガイドラインとしてTRIPOD声明も整備されました。今回は実際の予測指標論文を読むこと、統計ソフトを用いて、予測指標の開発・検証に必要な解析の実習を行うことで、予測指標の開発・検証の方法論について学んでもらいたいと思います。
(注意:2016年に開催したWSとほぼ同じ内容です)
WS8. 医療人類学のレンズで症例検討会
川崎医療福祉大学 医療福祉学部  飯田  淳子
京都大学大学院  錦織   宏
福山市民病院 内科  太田   茂
京都大学大学院 医学研究科 医学教育・国際化推進センター  森下 真理子
上賀茂診療所  錦織 麻紀子
浅井東診療所  松井  善典
北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)知識科学系  伊藤  泰信
京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科  西   真如
東京交通短期大学 運輸科  濱   雄亮
関西大学 社会学部  浜田  明範
大阪大学 グローバルイニアシティブ・センター  島薗  洋介
 プライマリ・ケアの現場では、生物医学的な問題を内科診断学的な臨床推論で解決していくだけでなく、患者さんやご家族の言動の理解など、社会的文化的な事象へのアプローチも求められます。本WSでは、後者のアプローチの基盤となる学問の一つを専門とする医療人類学者が加わることで、医療者の症例検討会とは違った視点から事例を検討することを試みます。なお、この企画は主催者の研究活動の一環として行いますので、当日、研究参加への同意をお願いする予定です。
WS9. スキルアップ!乳幼児健診 定員に達しました
博愛会頴田病院 家庭医療センター  一ノ瀬 英史
埼玉県立小児医療センター 集中治療科  中村  裕子
博愛会頴田病院 家庭医療センター  金   弘子
耳原総合病院 小児科  中川   元
相模原市国民健康保険内郷診療所  土肥  直樹
中村病院 小児科  木村   学
金井病院 家庭医療科  松島  和樹
成育医療研究センター  鉄原  健一
飯塚・頴田病院  安田  雄一
 乳幼児健診をこれから担当する方、すでに担当しているけれども本当にこれでいいのか確認したい、日常診療で小児の成長発達もきちんと診ていきたい、というような方を対象に集団健診を中心として、問診や診察の考え方や手技を確認していきます。
 毎回好評の本WSでは、4ヶ月・8〜10ヶ月・1歳6ヶ月・3歳の各月齢での健診を人形を使ってハンズオンやシミュレーションを交えて学びます。さらに子どもの成長発達を見ていく上で有用なレクチャーも加える予定です。是非、参加ください!
WS10. 医師のための会計学
医療法人社団 奏愛会 信愛クリニック  井出 広幸
 あなたの心には、自分が実現したい医療のイメージがあるはずです。
 それは勤務医として病院スタッフを動かすプロジェクトかもしれませんし、開業して部下達の協力を得て行う医療かもしれません。
 いずれにしても、あなたが本気で自分のプロジェクトの具現化を目指すとき、その背後に必ずお金の動きがあります。お金という現実を直視してこそ、あなたの想いは夢物語から現実へと変わるのです。
 医師が自分のプロジェクトを実現するために必要なお金の知識を、本講は提供します。会計的発想と言語を得て、あなたのプロジェクト実現力を飛躍的に高めてください。
WS11. 患者中心の外国人診療
神奈川県勤労者医療生活協同組合 港町診療所  沢田 貴志
飯塚病院  吉田  伸
 2016年に、在日外国人は230万人を超え、超過滞在者は減少傾向ではあるが6万人を数える。単純に考えれば外来患者の100人にひとりふたりは外国人ということになる。その場合わたしたちはプライマリ・ケアの専門医として日本に暮す外国人特有の言語・文化・制度の差異を基礎知識としておさえつつ、個別のコンテクストを理解して患者中心の診療を提供する必要がある。このセミナーでは国際経験が豊富でかつ国内の外国人診療に熟知した講師によるレクチャーと参加された皆様のグループディスカッションで上記の理解を深めていきたい。
 プライマリ・ケア医として、皆様と明日からより良い外国人診療を届けられるようになれれば幸いです。ご参加お待ちしております。
WS12. 不定愁訴に強くなる!~異常はないのに症状を訴える患者さんとの付き合い方~ 定員に達しました
勤医協中央病院 総合診療センター  松浦 武志
勤医協中央病院 総合診療センター  藤井 雅広
勤医協中央病院 総合診療センター  田木 聡一
勤医協札幌病院 総合内科  在原 房子
道東勤医協釧路協立病院 内科  渋谷 仁美
 Medically Unexplained Symptoms(=MUS)(=医学的には説明することが困難な症状)」とは一般に不定愁訴と言われます。MUSの患者さんの診療を「なんとなく苦手」と思っている方は多いのではないでしょうか?
 このWSでは、「不定愁訴の陰に隠れた怖い病気」を学ぶわけではありません。純粋にMUSの患者さんの疾患病理を掘り下げて、患者さんが医療者に寄せる期待や、その対応方法についてロールプレイなどの方法を用いて学びます。MUSの患者さんへ陰性感情のある医療者の方は必見です。
WS13. プライマリ・ケア看護学を学ぼう2
岡山家庭医療センター  松下   明
北野病院  中山  法子
      石井  絵里
トータルファミリーケア北西医院  北西  史直
トータルファミリーケア北西医院  田中 亜紀子
                 児玉 あずさ
 プライマリ・ケア看護師養成プロジェクトチームのプロダクトとして、南山堂から【プライマリ・ケア看護学(基礎編)】が昨年出版されました。
 プライマリ・ケアにかかわる診療所、中小病院、訪問看護、施設など様々なエリアで活躍される看護師さんに、これだけのことをカバーして欲しいという想いを詰めた内容となっています。昨年に引き続き、秋季セミナーでこの本を使って学びを深めるセッション第2弾を3時間×3コマと贅沢な枠組みで提供します。
 

IV-1/2/3 在宅療養支援 V-1/2/3 地域連携とチーム医療(田中・児玉) 90分
(トータルファミリーケア北西医院 田中亜紀子、児玉あずさ)

III-1/2/3 EBCP・臨床推論・トリアージ VIII-3 救急 90分
(岡山家庭医療センター 松下明、石井絵里)

WS14. 「あなたの患者さんの旅行は安全ですか ~Basic course.1, プライマリ・ケアにおける渡航に伴うリスクマネジメント~」
医療法人メファ仁愛会 マイファミリークリニック蒲郡  中山 久仁子
名古屋検疫所 中部空港検疫所支所 検疫衛生課  守屋  章成
Sunrise Japan Hospital Phnom Penh  千葉   大
医療法人鉄蕉会 亀田幕張クリニック、亀田ファミリークリニック館山  菅長  麗依
大阪医療センター感染症内科  来住  知美
 海外に出かける日本人は年間170万人、訪日外国人は1000万人(2015年)にのぼり、臨床ではかかりつけの患者が海外に行くことを日常的に経験している。
しかし、渡航に伴うリスクマネジメントを渡航者(患者)に提供している医療従事者は少なく、渡航者が渡航先で思わぬトラブルに巻き込まれていることが報告されている。
昨年は、渡航前のワクチンスケジュールの立て方に絞った実践編(Practice course) Ver.1を企画した。今回は、総合診療医のための渡航医学の基礎編(Basic course)として、渡航における基礎知識と最新の話題を含め、プライマリ・ケア従事者が、渡航者(患者)の渡航先での疾病を軽減・回避するために必要なリスクマネジメントを適切に提供する能力を身に付けることを目的とする。
WS15. 指導医養成講習会 定員に達しました
更別村国民健康保険診療所(北海道家庭医療学センター)  山田 康介
西淀病院、大阪家庭医療センター  大島 民旗
東京大学大学院医学系研究科医学教育国際研究センター  林  幹雄
勤医協中央病院 総合診療科  臺野  巧
福知山市民病院 大江分院 地域医療研修センター  和田 幹生
 《当学会の認定指導医またはこれから認定指導医を取得する予定の方が対象です。認定指導医取得および更新に必要な指導医養成講習会受講歴として登録されます。専門医・認定医更新のための生涯教育単位は取得できませんのでご了承下さい。》内容や講習会の年間計画につきましては、指導医養成講習会のページでご案内しますので、ご参照下さい。
http://www.primary-care.or.jp/nintei_in/kousyu.html
WS16. ポリファーマシー再発を防ぐ!~ケア移行時のより良い情報共有~
自治医科大学地域医療学センター 総合診療部門  山本  祐
国立病院機構栃木医療センター 内科  矢吹  拓
国立病院機構栃木医療センター 内科  小澤  労
中野病院  青島 周一
多摩ファミリークリニック  八田 重雄
やわらぎクリニック  北  和也
自治医科大学医学教育センター  松山  泰
 ポリファーマシーに対する処方適切化の取り組みが広がりつつある一方で、介入後に再びポリファーマシーに至ってしまう患者もしばしば見受けられます。この要因のひとつに、ケアの主体が移行する際の情報不足が挙げられています。
 本ワークショップでは、入院から退院後へと移行する際の一般的な診療情報提供書に不足している項目をディスカッションし、ケア移行後のポリファーマシー再発を防ぐための情報共有フォーマットを作成していきたいと思います。みなさん、ぜひ一緒に考え、語り、作り上げましょう!
 なお、この企画は主催者の研究活動の一環として行いますので、当日、研究参加への同意をお願いする予定です。
WS17. Multi-morbidity時代の総合診療医の高齢者診療(高齢者医療委員会、日本老年医学会後援) 定員に達しました
北里大学医学部 総合診療医学  木村  琢磨
高山市国保高根診療所  川尻  宏昭
兵庫医科大学/日本老年医学会  新村   健
相模原市立青野原診療所  菅野  哲也
健生黒石診療所/青森家庭医療学センター  坂戸 慶一郎
北星ファミリークリニック  村井 紀太郎
斎藤医院  斎藤  雄之
 超高齢化がますます進展するわが国では、Multi-morbidity時代を見据える必要があります。現実の高齢者の臨床では、
  1. 疾病の診断を契機に医師に通院を開始する方が多い。
  2. 患者さんが、複数の専門診療科を受診し、主治医不在やPolypharmacyの原因となりうる。
  3. ケアを受ける場が移行し継続性が途絶えることがある。
などの問題が生じています。
 本WSでは、老年医学の専門家とともに、ショートレクチャーを交えたWS形式で参加者とともに考え、Multi-morbidity時代の総合診療医の高齢者医療について学びます。
WS18. ものがたりを重視した在宅医療のススメ
函館稜北病院 総合診療科  川口  篤也
ものがたり診療所  佐藤  伸彦
ものがたり診療所  川渕 奈三栄
まちなか診療所  三浦  太郎
函館稜北病院  青木  達人
 2016年度から「ものがたり在宅医療フェローシップ」を富山大学附属病院とやま総合診療イノベーションセンターを核として、ものがたり診療所、函館稜北病院において行っています。このワークショップでは当フェローシップの柱としている「ものがたりを重視した在宅医療」について、指導医・フェローとともに、みなさんと一緒に考え今後の診療に少しでも活かせる内容にしたいと考えています。
WS19. こんなときどうする? 患者が訴える症状へのアプローチ ~すべての医療職に求められる臨床推論の考え方~
筑波大学附属病院総合診療科  前野 哲博
 目の前の患者さんが身体の不調を訴えた時、医療者には、素早く必要な情報を集め、重症度や緊急度を判断して、今すぐに医師を呼ぶべきなのか、翌日に報告すればいいのか、しばらく様子を見ていていいのか、その場で判断することが求められます。
 本セッションでは、おもに医師以外の職種の方を対象として、ケーススタディ方式で、症候に対する臨床推論の実践的な思考プロセスについて学びます。
WS20. 動機づけ面接入門 定員に達しました
亀田京橋クリニック  郭   友輝
予防医療研究所  磯村   毅
川崎医療生活協同組合 あさお診療所  竹内 美音子
川崎市北部地域療育センター  富田  正恵
国立看護大学校  藤澤  雄太
医療法人社団 久響会 あいクリニック神田  三条   匠
 動機づけ面接は禁煙・飲酒問題・生活習慣病の行動変容など各場面で有用性が報告されている面接技法です。変化の準備ができていない段階(無関心期・関心期)の方に対しても使え、やる気や動機を引き出します。
 私たちは動機づけ面接を学び、臨床での効果を実感しています。「繰り返し説得しても変わろうとしない」「やる気が見られない」方に出会い壁を感じたとき、動機づけ面接を使うことでその背景・動機に触れ、変化が起こる場面を経験してきました。この技法をぜひプライマリ・ケアの仲間にも広めたいと思い、今回のワークショップを企画しました。禁煙支援・動機づけ面接の一人者である磯村毅先生をメイン講師にお迎えし、動機づけ面接の基本的な知識と技術を学びます。
WS21. 格差社会におけるプライマリ・ケア医の役割―「健康の社会的決定要因」とは?
大田病院在宅医療課  高岡  直子
順天堂大学  武田  裕子
健和会病院小児科  和田   浩
耳原総合病院救急総合診療科  大矢   亮
竹内医院  竹内 由紀子
石巻市立病院開成仮診療所所長・石巻市包括ケアセンター長  長   純一
 所得や教育年数、職業や働き方が健康格差につながることが明らかになってきました。こうした要素で構成される社会的ステータスが低いと、高い人に比べて死亡率が2~3倍になるというデータが日本でも出されています。
 今や7人に1人の子どもが相対的貧困に置かれており、母子家庭では実に半数以上が貧困状態にあります。日常の診療で、それを実感することはおありでしょうか。このワークショップでは、社会経済的に困難な状況に置かれている方々にどうしたら気づけるか、プライマリ・ケア医としてどのような役割が果たせるのか、実践的な取り組みを共有します。健康格差につながる「健康の社会的決定要因 (social determinants of health:SDH)」について、子どもの貧困を通してともに考えましょう。
WS22. エビデンスに基づいているけれどシンプルで分かりやすい一歩上の骨粗鬆症診療
東京北医療センター 総合診療科  南郷 栄秀
 プライマリ・ケア領域では避けられない骨粗鬆症診療。きちんと学ぶ機会は少なく、どうすればいいかわからぬまま、何となく場当たり的に診療している人も多いのではないでしょうか。でも、非専門医にはどうせ質の低い診療しかできない、なんて言われると悔しいですよね。プライマリ・ケア医だからこそ、エビデンスに基づいた上で患者一人ひとりの状況に合わせた、より質の高い診療を目指したいです。このセッションでは、羊土社「Gノート」2017年2月号「なんとなくDoしていませんか?骨粗鬆症マネジメント」の内容を、3時間ぶっ通しクイズ形式で伝授します!
WS23. プライマリ・ケア看護学を学ぼう3
岡山家庭医療センター  松下   明
北野病院  中山  法子
      石井  絵里
       トータルファミリーケア北西医院  北西  史直
トータルファミリーケア北西医院  田中 亜紀子
                 児玉 あずさ
 プライマリ・ケア看護師養成プロジェクトチームのプロダクトとして、南山堂から【プライマリ・ケア看護学(基礎編)】が昨年出版されました。
 プライマリ・ケアにかかわる診療所、中小病院、訪問看護、施設など様々なエリアで活躍される看護師さんに、これだけのことをカバーして欲しいという想いを詰めた内容となっています。昨年に引き続き、秋季セミナーでこの本を使って学びを深めるセッション第2弾を3時間×3コマと贅沢な枠組みで提供します。
 

III-6 コモンディジーズ 呼吸器感染・皮膚障害・脱水 60分
(トータルファミリーケア北西医院 北西史直・岡山家庭医療センター 松下明、石井絵里)

II-3 成人の検診と保健指導 60分 (北野病院 中山法子先生)
VIII-1 感染症とスタンダードプリコーション 60分
(岡山家庭医療センター 松下明・トータルファミリーケア北西医院 北西史直)  

WS24. 心電図ハンター・ハンター(隠れSTEMIハンターとSTEmimicハンター) 定員に達しました
札幌東徳州会病院  増井 伸高
 循環器医師は実は、“非”循環器医が現場で困る心電図ポイントがわからないことが多い。彼らに「この心電図でなぜもっと早く呼ばないのだ!」または「この心電図は急ぐ病態ではない!」と言われても(口にせず思っている場合も)、それがなぜかは案外お互い理解できてないのだ。
 そこで、心臓カテーテル検査をしないプライマリ・ケア医が求められる虚血“型“心電図判断について講義する。年間数千枚の心電図に暴露され、研修医と循環器医師とそして患者さんと苦楽を共にするER医師がそのノウハウを完全伝授。
 参加型セミナーで実際の心電図を千本ノックの如く読影しながら、虚血“型“心電図判断を受講中に完全に身につける。参加者は講義終了後に以下の二つのハンティング能力を手に入れる。

ハンター能力1 隠れSTEMIハンター
気をつけないとSTEMI(ST上昇型心筋梗塞)に見えなく、あとから循環器医師に「この心電図でなぜもっと早く呼ばないのだ!」と言われるような“隠れ”STEMIを判定しハンティング出来る。

ハンター能力2 STEmimicハンター
一見すると虚血変化に見えるが、実は違うmimic(擬態)STE(ST上昇)を判断できるようになる。循環器医師に「この心電図は急ぐ病態ではない!」と言われる回数が減り、過剰なManagementを防ぐことが出来る。